山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

女性ジャズシンガー、安全地帯をカバー

安全地帯。中学高校のとき大好きでした。
最近、たなかりかさん、

https://youtu.be/kVKWic8ZGDo

青紀ひかりさんがカバーしているので、久々に聴いて。
月曜日に、青紀ひかりさんが、
ライブで「月に濡れたふたり」を歌ってくれて、
頭の中が一気に30年前にフラッシュバック。

https://youtu.be/Qu9cbiYZSms

コード進行もベースラインも全部覚えてました。
今聴いても、素晴らしい。

しばらく抜けられないかも。

 

https://youtu.be/Dzk00KnXLa8

上原ひろみ 東京国際フォーラム

上原ひろみ国際フォーラム聴いてきました。

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 サイモンフィリップス、アドリアンフェローとのトリオ。

彼女は10年前にもテクニックや作曲能力は今ぐらいありました。今は、休符、沈黙、強弱、メリハリ、繰り返しなどの使い方が素晴らしくなり、マニアックにもなりかねないものが、わかりやすい。

 

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SPARK(初回限定盤) SHM-CD + DVD

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 1年前のジャズジャパンでトリオのインタビューしています。このときはアンソニーも元気で来日していました。

 

 

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.66

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.66

 

 



猛打や連打は疲れるがピアノアスリートのひろみには難しくはないはず。そこに持っていくまでの展開の組み立てのほうがずっと難しい。その部分が、わかりやすく整理され組み立てられ、個々のアイデアの音楽的な面白さがきちんと伝わってくるのが素晴らしい。

 

ピアノソロでの音色やタッチのコントロール、素晴らしいレベルに到達。ソロだけでも活動できると思うが、打楽器、メロディ楽器としてピアノのエネルギーを最大化するにはトリオが必要なのかも。

 

他のジャズミュージシャンとは一味違う組み立てのうまさはサイモンにも感じる。ひろみは、サイモンから吸収した部分もあるのかも。

 

サイモンのドラムソロ、足で3連符をタタタ タタタと超正確に長い間連打しながら別の拍子?でいろいろ展開したり、休みを入れたり、強弱効果的に使ったり。ストーリー性と正確さが神がかってたサイモンのソロでした。

 

 

 

ディメンション「29」ツアー モーションブルー横浜

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モーションブルー横浜へ。ディメンションのツアー、2日間の最後となるセカンドセットに出かけてきました。

 

「ザ・サックス」にライブレポートこれから書きますが、

 

すごかった‼︎

 

完璧にまとまったアンサンブル、それでいて自由、

今どこにいて時間が流れるのも忘れてしまうくらい入り込めた、こんな感覚は初めてかもしれません。

 

 

29

29

 

 



ウェインクランツ 丸の内コットンクラブ

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一度生で聴いてみたかったギタリスト、ウェインクランツ。

来日したのでコットンクラブに行ってきました。 

じゃん、と音を出した瞬間から異次元に連れていかれた感じ。

テーマとアドリブの境目があいまいで、ギターはひとりで二人分のラインを弾くことが多く、ドラムは8ビートと16ビートでパワフルかつテクニカル。把握しきれませんが、変拍子や4拍子の中で複雑なアクセント移動多数。その複雑さに一分の迷いもない屈強なリズムセクション。音数はすごく整理されていて把握しやすい。スイングやラテン色はゼロ。インストロック?といったほうがいいのかもしれない、ジャンルレスなスタイル。

ベーシストがまた強力で、冥想しているかのようなパワーが発信されていました。ドラマーも複雑なリズムなのですが手数はほどほど、1音1音が素晴らしく充実した音圧でまったく隙のない心地よいグルーブを刻んでくれました。

 

 

いつもはお一人さまですが、今日はお友達のピアノの先生も一緒です。

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たなかりかさん取材

シンガーのたなかりかさんに取材してきました。

昨年に続き2回目のインタビュー。

新作「ジャパニーズソングブック2」について。

来月のジャズジャパンに原稿書きます。

 

英語でジャズのスタンダードをふだん歌っているりかさんが選んだ、日本語の香りたつような歌たち。気持ちををわしづかみにされるかのよう。

歌詞の説明で、ちょっとだけ、歌っていただいてしまった!感動‼︎

 

りかさんの新しいアルバム、さりげない日常のなかの美しい瞬間が自然に表現されていて、ぐっときます。