山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

小曽根真 ザ・トリオ ブルーノート東京

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ジャズジャパンの取材で行ってきました。

久しぶりのザ・トリオは、深みを増してパワーアップしていました。もとからすごかったのに。どこまでいくんだろう。

 

ミュージシャンの方々もたくさん来ていました。

Tokuさんが私の隣に座っていて、びっくり。

 

勝田一樹ソロライブ

 

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目黒ブルースアレイで勝田さんバースデーライブでした。小野塚、則竹、須藤という鉄壁の布陣です。

これまでのソロ作からのナンバー。須藤さんがマーカスミラーに思える瞬間多々あり。ファンキーな勝田さんのサックスの魅力が全開です。あの素晴らしい音色を至近距離で聴けるのは最高に贅沢。ときどきジャズのビバップにチャンネルが切り替わり、バンド全員でついていくのも面白いんです‼︎

もうすぐディメンションの最新作「30」が発売されます。こちらも楽しみ! 友人によると、須藤さんは 「8/21大阪22横浜23名古屋24岡山2526大阪27博多28大阪29目黒30仙台31栃木9/1横浜2品川3目黒という、とてつもない移動距離の14日間」だったそうですが、いつも通り、元気に客席乱入して椅子の上をガンガン移動して盛り上げてくださいました。ナルチョさんみたいなヒゲを生やしていらして、それも新鮮でした。

 

 

30 (Blu-specCD2)

30 (Blu-specCD2)

 

 

 

ダーティーループス BN東京

ダーティーループス聴いてきました。

彼らがカシオペアが好きという話を聞いて、聴き始め、今回初のライブ参戦です。 

フュージョンおたくのわたし、彼らのサウンドはかなり好き。だた、ジャンルはフュージョンの要素あるけど、歌ものだし。リズムは16ビートとか8ビート、分類したらロックですか。

なんで彼らがブルーノートというジャズクラブでライブなのか、うまく説明できないなと思いながら聴いていたら、ボーカルのジョナがピアノトリオ的なアドリブもすっごくうまくて他の楽器ともやりとり面白いのです。
しかしコンパクトに切り上げるので、わかりやすい。

ハーモニーはジャズっぽいところがたくさんありました。だからブルーノートなのかな。インコグニートとかアースウインドオブファイア、タワーオブパワーもジャズじゃないけど違和感なくブルーノートに出てるみたいな感じで。

 

ベースのヘンリックは6弦、カシオペアの桜井哲夫さんとか鳴瀬さんを思い起こすシャープでテクニカルなフュージョン系、パキパキ・サウンド。大好きだなぁ。

形としては歌物なんだけど、インスト的にも楽しめます。

 

ヴォーカルの高音域はエレキギターやサックスのような量感に、アルペジオでピアノのようなフレーズを鮮やかに歌ってキメてきます。スティービーワンダーの再来という形容も、大げさではない。なるほど。

 

ジョナがショルダーキーボードで弾いていたときの音色がメセニーのギターシンセっぽく聞こえて盛り上がっちゃいました。

 

この3人なら超絶テクニカルなフュージョン系インストトリオを作ってもおかしくないのに、歌ものにした、というのが、斬新だし広がった理由なのかな。

 

ダーティーループスって何なのか、さらに考えてみたいと思います。

 

ダーティ・ループス~コンプリート・エディション~(特典なし)

ダーティ・ループス~コンプリート・エディション~(特典なし)

 

 

 

本田雅人B.Bステーション

ザ・サックスの取材。

本田さん、B.Bステーション、20周年おめでとうございます。

ピットインのデビュー公演行きましたよ。

その昔、和泉さんがシンセで弾いていた超絶テクニカルフレーズをホーンセクションの皆さんが完璧にキメていて、ブルーノート東京が満員で。f:id:mimeyama:20170728210352j:image

なんだか感無量でした。

小曽根真さんに取材

ジャズジャパンのご依頼で、小曽根真さんに取材してきました。

 

新作「ディメンションズ」すごく聴きやすくて奥が深いアルバムです。

 

1か月以上前から取材のため聴きこんでいますが、これは、本当に最高のアルバム。

 

1曲ごとのキャラクターがはっきりしていて、楽しくて、優しくて、深い。

クラシックから小曽根さんに入った人も楽しめること間違いなし。

 

 

私はクラシックからフュージョンを聴きはじめ、初のジャズのライブが小曽根さんライブが、ザ・トリオのノーストリングアタッチトでした。

1999年ですね。

 

 

ノー・ストリングス・アタッチト

ノー・ストリングス・アタッチト

 

 

楽しくて格好いいなと思えて、ジャズも好きになったのです。

今思うと、わかりやすく奥が深い小曽根さんのザ・トリオが初のジャズで本当にラッキーでした。

たまたま肌に合わないタイプのライブに初めて行っていたら、ジャズは嫌いと思っていたかも。

 

 

 

T-スクェア 「リバース」ツアー 中野サンプラザ

中野サンプラザでスクェアのツアー初日。

なんと「トゥルース」演奏中はスマホで撮影ok。f:id:mimeyama:20170702192715j:imagef:id:mimeyama:20170702192717j:imagef:id:mimeyama:20170702192721j:image

カセットのプレイヤー買えました。可愛い‼︎
むかしのカセットテープ発掘して聴いてみよう。

「リバース」の曲、ライブで聴いたら改めて良かったです。メロディの動きが2度とか半音でなめらかなのにバンバン転調しててカラフル。

安藤さんのギター、伊東さんのサックスとEWIの音色も抜けが良くさすがの存在感です。

 

おととい角松さんを同じ会場で聴いたので、つい比較しちゃいます。

 

どちらも35年以上続いている老舗。

角松さんは今回は新しい作品作る気がしなくて30年前のアルバムをリメイク。

スクェアは、若手がスクェアらしい曲をたくさん書いて、毎年新作を出し続けている。

 

らい時間は、角松さんは3時間半、スクェアは2時間。だいぶ角松さんが長い。まあ3時間半までいかなくても、スクェア、もう少し長くてもいい気がしますが。

  

角松敏生 SHE IS A LADY 中野サンプラザ 2017年6月30日

角松敏生ライブ、中野サンプラザへ。

どちらかといえばインスト曲が目当てでいきましたが、角松さん、歌も最高!

しゃべりも面白いし。当たり前か。

ゴスペル隊コーナーもありました。

 

「WAになって踊ろう」をゴスペルの偉い方にほめられた話をされていました。あっあの曲は、ゴスペルだったのか、、、なるほど。

 

インストアルバムのツアーですが、歌も織り交ぜて流石のバランス。

 

インスト曲のいわゆるソロまわし、普段私が聴いているフュージョン系の音楽とはかなり違う印象を受けました。やっぱりフュージョンはジャズで、角松さんはポップスだということなのかな。本田雅人さんなんかバリバリのジャズも演奏するかただし、アルバムではそんなに違いも感じなかったのだけど。歌も入るから、インストだけのライブとは音量バランスも違うでしょうね。 

最後に紙飛行機をみんなで飛ばすのが、ライトがパッと当たってきれいでした。

30年前の曲をそのままのアレンジでたくさん演奏してくれて、大満足。

新しければいいってもんじゃないですね。f:id:mimeyama:20170630222936j:imagef:id:mimeyama:20170630222940j:image

 

角松敏生 TOUR 2017 "SUMMER MEDICINE FOR YOU vol.3" - YouTube

 

SEA IS A LADY 2017(初回生産限定盤)

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