山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

斉藤守也、斉藤圭土、レフレール 銀座ヤマハホール

久しぶりにレフレールのコンサートに行ってきました。

 

MONOLOGUE

MONOLOGUE

 
ピアノソロ 斎藤守也(from レ・フレール)『MONOLOGUE』

ピアノソロ 斎藤守也(from レ・フレール)『MONOLOGUE』

 
ピアノソロ 斎藤圭土(from レ・フレール)ブギ・ウギ・ピアノ「THE BOOGIE WOOGIE PIANO SCORE」

ピアノソロ 斎藤圭土(from レ・フレール)ブギ・ウギ・ピアノ「THE BOOGIE WOOGIE PIANO SCORE」

 

 

 

Piano Infinity

Piano Infinity

 

 

新しいアルバム「ピアノインフィニティ」と、楽譜が出たので発売記念。

 

圭土さん、守也さんそれぞれのソロがたっぷり。

最後はレフレールという構成。

 

イマジネーション豊かでハッとする音を出す守也さん。

超絶技巧でブギウギを繰り広げ、グルーブする左手にのってやんちゃに暴れる右手くんを制御する圭土さん。

 

そしてふたり一緒に演奏したときの

ピアノの鳴り方が、なんとも言えない素晴らしい響き。

ほどよいサイズのヤマハホールに、

ヤマハのフルコンで、パワーオーバー??

赤ちゃんの泣き声も消えてしまうほどの圧倒的な響きの洪水。

ピアノってこんな風に鳴るんだなぁ、、、

 こんなにピアノだけでも楽しいんだなぁ。

ひっきりなしに汗を拭う守也さんも微笑ましく。

 

早くうちに帰って練習したくなりました。

おそるべし、レフレール。

 

ヤマハ銀座にあるペイントピアノと3回目のセッションをしてまいりました♫ 外国の観光客さんがワーオ‼︎と目をまんまるにされていたのが、印象的でした。 どなたでも弾けますので、近くにお寄りの際はぜひ! #LovePianoYamaha #Ginza | By 1台4手連弾「レ・フレール」

 

 

 

 

 

 

 

ブルースアレイでDimensionライブ

ブルースアレイでDimensionのライブ。

三井ホール、年末と聞いたけど、また変わってる。年明けに休めたのか、演奏がすごく新鮮で冴え渡ってる。

むだのないリラックスと集中があり

充実度がものすごい。

 

「30」の曲が中心。

 

30 (Blu-specCD2)

30 (Blu-specCD2)

 

 

mysticEyes あやしい雰囲気いい。プログレ的な決まりごとがスパッときまっていて見事。

Delusionはイントロ、ドラムソロからギターソロにドラムの刻みを入れてアルバムのイントロに。面白い。サックスとキーボードのかけあいがスリリング。

 Dance the dance  淡々としてるが流れが素晴らしくひきこまれる。

An empty dream 小野塚さんのピアノメロがいい。そこにサックスが絡む様子がよくわかって納得。

 

 

ベスト盤からは

 

Brighter in your life. くつろいだ伸びやかな感じが最高

beat#5 増崎さんのギターソロの最後にバスドラム連打がハマりすぎ。

Nudistic 最近2回はこの曲やってなかったと思うけれど、やっぱりこれがないと物足りない。グルーヴがあったかい。

Rise ストリングスの刻みをギターが弾いていたような? 空間を残したアレンジだったような?すごくグルーヴが良かった。

 アンコール 久しぶりにTones。ギターのカッティングがなんだか染みる。

 

改めて、30の曲はかなり構築されていて、演奏が大変なんだろうな。

レコーディングでは作った段階。

今は、ツアー最初の頃より、曲全体、各楽器の流れをより把握してる、洗練、切れ味、

深みのある演奏になっていました。

 

12月9、

 

29日、1月27日と、この期間でこうやって変貌するのを聴くのは本当に面白い。

 

終演後、則竹さんと久しぶりに少しお話しできましたが、

「年末ともまた全然違いました」と伝えたら

「うん、違うでしょう」とにっこり。

 

調子のいい悪いではなく

違う段階にきたというような違い。

私は東京だけしか聞いてないけど、地方も含めて

ツアー毎回で変わっていくのだろうな。

 

ライブ2回目に聴いて「あれ?前と変わってない。もういいや」と思ってしまうアーティストもいないわけじゃない。

 

同じだと飽きてしまう、

先に進まないと自分がつまらない。

かといってクオリティが下がるのはあり得ない。

年々ハードルは高くなるけれど

しんどいけど、そこは譲れない。

 

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昨年はディメンションのお仕事たくさんいただきました。

 

夢中で聴いて必死に書いたけど、まだまだ彼らの音楽の全貌は把握しきれてない。

 

今年はもっともっと詳しくなりたい。

 

 ベスト盤のライナーノーツ

BEST ALBUM「Best of Best 25thAnniversary」 (CD)

BEST ALBUM「Best of Best 25thAnniversary」 (CD)

 

 

 

 

 この号ではインタビュー書いてます。

JAZZ LIFE 2017年 11 月号 [雑誌]

JAZZ LIFE 2017年 11 月号 [雑誌]

 

 こちらはライブレポート。

 

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.90

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.90

 

 

 

 

Gregory Privat 丸の内コットンクラブ

ジャズジャパンの取材で丸の内コットンクラブへ。
マルティニーク出身でパリから来てくれたピアニストのグレゴリープリヴァさん。
思索的な深み。
やっぱりメロディがすごくいい。
カリビアングルーヴが融合してすごく新鮮。

ペトルチアーニが亡くなってから、ずっとぽっかり空いていた場所に来てくれた気がして
どうしても聴きたかった。

すごく満たされました。

発売されるジャズジャパンでは彼のインタビュー原稿書かせてもらってます。

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こちはらインタビュー時の写真。f:id:mimeyama:20180119210509j:image

 

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.90

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.90

 

 

 

ハクエイキムさんに取材

ジャズジャパンでハクエイキムさんに取材してきました。

 


ピアノソロをリリースされます。響きがとにかく素晴らしくて引きこまれます。超おすすめ!!!

 

貴公子‼︎として宣伝されているかたですが

確かにちょっとやそっとではないたたずまい。

 

お話してみると、誠実でユニーク、非凡なセンス、愛すべきキャラクター。

すっかりファンになってしまいました。


こちらが新作。

 

レゾナンス

レゾナンス

 

 

 

 

 

 

 

 http://www.universal-music.co.jp/hakuei-kim/news/NEWS - ハクエイ・キム | Hakuei Kim - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

 

ピアノソロのリリースツアー、本数が多いですね。

たぶんみなさんのご近所に来てくださるんじゃないでしょうか。

ディメンション ブルースアレイジャパン

ディメンション@目黒ブルースアレイ。

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全員リラックスして音楽に集中しているライブ。なんとも言えないアンサンブルに引き込まれました。

 

新作リリースツアーを終えて、年末に、ホームグラウンドで、特にお題はなく、自由に、何日かライブをやる。

毎年恒例のこのライブが、ディメンションがバンドとして続いていくために、シンプルにやりたいことを見つめなおす大事な時間になっている気がします。これ、25年続けてくるためにも大事なのかも。

 

勝田さんの音色、増崎さんの音、哲平くんのベース、あんな音がするんだっけ。聴き惚れました。

アライブ・ザ・エッジの4ビートから8ビートへの流れが凄い迫力。

バラード「イフ」聞かせ方、間の取り方、すごかったです。

are you gonna 〜のテンポが速くて跳ねてない8ビートなのが新鮮でした。

Riseのドラムパターン、則竹さんのバスドラムの4つ打ちの響きが大好きなので、久しぶりに聞けて嬉しかった。

サカエのセットで、最高にいい音してました。 

 

今年はたくさんディメンションについて書かせていただきました。

新作インタビューはジャズライフとザ・サックス。

 

The SAX vol.85 (ザ・サックス) 2017年11月号

The SAX vol.85 (ザ・サックス) 2017年11月号

 

 

 

 

JAZZ LIFE 2017年 11 月号 [雑誌]

JAZZ LIFE 2017年 11 月号 [雑誌]

 

 

三井ホールのライブレポートはジャズジャパンに掲載。

 

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.90

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.90

 

 

ベスト盤ではライナーノーツを担当しました。

 

 

BEST ALBUM「Best of Best 25thAnniversary」 (CD)

BEST ALBUM「Best of Best 25thAnniversary」 (CD)

 

 

聴いていていちばんひきこまれるバンドのひとつです。

 ち

 

21回目のSaltish Night

中野サンプラザで塩谷哲さんの取材。
ピアノからあんな音が出るんだっけ? といつも思うけど
今回もすごかった。絢香さんのかわりに宮沢さんがいらした展開にびっくり。
ジャズジャパンで原稿書きます。f:id:mimeyama:20171223223935j:image

小曽根と上原 初共演

オーチャードホールのクリスマスジャスナイト、

エンジェルブルーさんが体調不良で来日できなくなり

スペシャルゲストがピンチヒッターで来るとのこと。

 

上原ひろみさんでした。

もちろん二人は初共演。

詳しくはジャズジャパンでレポートします。