山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

レ・フレール AUN J クラシックオーケストラ

今日は和光まで
レフレールとAUN J クラシックオーケストラのコラボコンサートへ。f:id:mimeyama:20181023004603j:image

ピアノと和楽器、尺八、篠笛、お琴に三味線、和太鼓、鳴り物、

合います。

本当に。

センスがいい、曲がいいと、まるで夢のように華やかな世界が出現します。

素敵だったなぁ、、、

 

前半まず、レ・フレールの部

 

ブギー・バック・トゥ・ヨコスカ

シャクナンガンピ

マスカラード

On y va!

 

次にAUN J クラシックオーケストラの部

 

休憩を挟んでコラボ曲

 

サムライ・ファンキー

ブルース即興

Eagle

 

【アンコール】

勝祭     3.3.7拍子が入ってる曲!

 

 

TRIX「FESTA」ライブ

今日はTRIXのライブ取材で渋谷のDuo Exchange へ。
凄まじい盛り上がりのツアーファイナル、
楽しい〜完全燃焼!!!
15年目にして新しいステージに突入した感じ。
次号のジャズジャパンでレポートします。

 

リーダー熊谷さんは私のひとつ年上。
カシオペアに加入した1993年のザ・パーテイーのライブ会場で初めて聴いて、

カシオペア退団、2004年のTRIXデビューから今までずっと聴いてきました。

いろいろあったけど、

こんな風に若い人を入れて新しい時代を切り開くバンドに育つなんて。

感無量。f:id:mimeyama:20181013061749j:image

 

FESTA

FESTA

 

 

 

レ・フレール キャトル座 浅草公会堂 10月5日


夢の中に入ってしまったかのような不思議な時間でした。

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「和」の演出があるというコンセプトなのかな? と予想しつつ雨のなか向かった、初のレ・フレール「キャトル座」。

実はこの日、電車が止まっていて、開演から少し遅れてしまい、オープニングは見られなかったんです。

ロビーに着いたら「真夜中の音楽会」、そして「Cross第4番」が聞こえてきました。ここでMCになったので入場。舞台上には、大きな縦長の窓が4つ並んでいて、窓の向こうの景色が照明で変化していきます。

 しっとりとマイナーで美しい曲が、トークなしに続きます。


「海、落日の祈り」「月冴えゆく」「FLOW」「EAGLE」「シャクナンガンピ」…

 静かに、でも説得力を持って語りかけてくる旋律。
 拍を刻むピアノの音、一粒一粒が胸のぽっかりあいた穴に刺さってくる感覚。
 ピアノの弦と弦が響き合って、うつろうハーモニー。 
 
 真っ暗なホールの中に浮かび上がる、ひたすらピアノを弾き続けるレ・フレールご兄弟の二人の姿を眺めながら、

 

 なに、この感覚? 

 

…ストーリーでもない、リズムだけでもない、

完全に音楽の世界の中に入った気がしました。

 

1曲終わるごとにさらに深い世界へと進んでいくかのような。

 

内部奏法のごおーんという低くて温かい響きに包まれながら、キラキラと輝く音が鳴っては消えてゆく、その様子をずっと聴いているうちに、

自分と空間の境目がなくなってしまうような。



 
 後半は、「Boogie Back to YOKOSUKA」が流れるなか幕があがり、

手拍子しながら元気に盛り上げる構成。

「Happy Life」「空へ」「海へ行こう」…

脈打つビートに美しいメロディ。

「桜」「EARTH」での内部奏法を使った深い響きと中高音域の伸びやかな音、それぞれの感触を堪能しました。

 

終盤「DD ROCK」「On y va!」「明日へ」と、

がっつり盛り上がって、スカッと終了。


 あとでよく見たらピアノはスタインウェイでした。

 前半の曲のこれまでにない音の感触は、

 おそらくスタインウェイなのも関係しているかも。

 

 ベーゼンやヤマハとはまた違った透明感や深みがあるような気がします。

 とくに中~高音域の響き方が

 曲の持つハーモニーをきらびやかに引き出してくれるような。


 ピアノと会場が違うと、曲の表情も違ってくる。
 レ・フレールのライブに行くといつも思います。

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 この日は特に前半、

 スタインウェイでMC抜きでひたすら演奏される

 マイナーで静かな曲のオンパレードに

 本当にどこかへトリップした気がしました。

 

 

小曽根真ジャズミーツクラシック2018 八王子

八王子オリンパスホール
小曽根さんエリックミヤシロさん都響の
コンサート取材、無事完了!

エリックさんのタルティーニ、
小曽根さんのガーシュウィン
素晴らしかった、、、!!!

ジャズジャパンに原稿書きます。

電車が止まる前に帰宅しました。f:id:mimeyama:20181002013312j:image

ムジカノーヴァ斎藤守也「バリアフリーコンサート」インタビュー

10月号のムジカノーヴァでは、バリアフリーコンサートについて、斎藤守也さんのインタビュー記事を作成しました。

 

息子さんが生まれて新生児集中治療室に入り、それから、施設や病院で演奏するようになるまでの心境の変化、そこからバリアフリーコンサートの実現までのお話です。

 

改めて、音楽の持つ力について考えさせられるインタビューでした。

 

1回目のバリアフリーコンサートに伺ったとき、まず会場の風船、ピンク色の可愛い照明、まるでお花畑に迷い込んだようなステージにびっくりしました。ピアノのすぐ前にはマットフロアがあって、座っているのがしんどくなった人、お子さんは寝そべって聞けるんです。車椅子席も一番前にいっぱいある。後ろじゃなくて。子供たちもたくさん来ていて、マナー違反にならないか叱られるみたいな空気はなくて、好きなときにトイレに行っていい。

童謡メドレーだから子ども向けかなぁと思った「カッコいいメドレー」のカエルの歌は、私が取り組んでいる「CHASE」の伴奏パターンで、痺れるほどカッコよくて目が点になりました。何、このグルーヴ感。やってくれるな〜、、

静かな曲「小さき花の詩」では、みんな不思議なくらい集中して聴いていて、静寂に、皆の「聴きたい」という意思が充満していました。

 それから力一杯手拍子して、、あれ、気がつくと、子どもたちや車椅子のかたとまったく一緒に盛り上がってました。ぐっときましたね。

あ、こういうことか、これか。これがやりたかったんだな、なるほど、確かにね、と納得して帰ってきました。

 

開催前の告知では、会場近隣のピアノの先生方にチラシ配りの協力をお願いしました。私は横浜でセミナーを長くやっていたので知っている先生がたくさんいるのです。

障害のある生徒さんが実際に会場に行きましたよ、という先生も何人もいて。

「すごかった!いっぱい練習したら、守也さんみたいにカッコよく弾けるようになるかなぁ」とレッスンのときにお話ししたとか。

 

11月10日に横浜で、第2回のバリアフリーコンサートがあります。私も伺う予定です。

 

ムジカノーヴァ 2018年 10 月号 [雑誌]

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小林香織さんにインタビュー

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「ザ・サックス」にてサックスプレイヤー小林香織さんの巻頭インタビューを執筆しました。

最新作「Be Myself!」についてのお話。

実力があるのはもちろんのこと、
骨太な考え方のプレイヤーで
非常に共感する点があり、

大好きになりました。

 

The SAX vol.91 (ザ・サックス) 2018年11月号

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Be myself! ! 【初回限定盤】

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山崎千裕 Route14Bandインタビュー

ジャズジャパンで
山崎千裕さんとRoute14Bandのみなさんに、新作

「Ain’t no distance 」について
インタビューしました。
大学時代のサークル活動を思い出すくらい、
楽しそうな5人なのです。

ちなみに私とMizさんとはカリフォルニアにほぼ同じ時期に住んでいたことが判明しました。

 

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.98

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【Amazon.co.jp限定】Ain't no Distance

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  • アーティスト: 山崎千裕+ROUTE14band,山崎千裕,BillCantos,ビル・カントス,Miz,高見英
  • 出版社/メーカー: POPTONE RECORDS
  • 発売日: 2018/09/26
  • メディア: CD
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