山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

斎藤守也クリスマスライブ 杉並公会堂

今日はレフレール兄の斎藤守也さんのソロライブへ。
ベーゼンで聴く斎藤守也さんの音はめちゃくちゃ良かった、、、ひたすら、音に感激してました。


弱音の気持ちよさ
響きの深さ
底知れないくらいに、包みこんでくれる低音
爆発的なパワー

帰ってすぐピアノが弾きたかった、、
終わってしまうのが名残り惜しくて泣けてきた。


ピアノからこんな音がするなんてと、
何回守也さんには驚かされてきたか。

ムジカノーヴァ連載の左手のための伴奏形エチュードで「ロンドン橋」に使っているパターン、「ひいらぎ飾ろう」を弾いてくださって嬉しかった。

 

それから、静かな曲、

モノローグA 

ノスタルジー

スノー

アローン

このあたりがベーゼンで聴くともう弱音や響きが最高。

 

GYRO 〜CHASEも、響きがリズムのある渦みたいになっていました。

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ムジカノーヴァ on Instagram: “本日は、連載「左手のための 伴奏形エチュード」でお世話になっている、レ・フレールの斎藤守也さんのクリスマスライブに伺いました。 ベーゼンドルファー インペリアルの豊かな低音で繰り出される左手の伴奏形に耳が釘付けに。…”

 

https://www.instagram.com/p/BrFk1NcHT8c/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1py2nl7952szu

レ・フレール ノエル・ド・キャトルマン東京公演

レ・フレールのクリスマスコンサートへ。
品川の教会、よく響いて音も良かったです。
楽しいクリスマスの曲と
祈りの雰囲気の曲、
大切なものをもっと大切にしていきたい、
そんな気持ちに満たされました。f:id:mimeyama:20181206000237j:image

CROSS1〜4番 聴きごたえありました。バッハのプレリュードみたいな曲。苦しみを共有するみたいな感じにいつもぐっときてしまう。

 

キネコ国際映画祭のレ・フレール無料ライブ

きょうのレフレールのコンサートは多摩川の河川敷の階段のところで道にステージを作ってピアノを持ってきて。すごい寒かった(汗)


照明らしいものもあまりなくて自然光でご兄弟を見てなんか新鮮。椅子が妙に小さかったような気がしたなー。カイロがピアノの中にあったりで鍵盤もすごく冷たかったみたいです。あの状況でいつも通りというか、今日ならではの楽しい何かを付け加えて聴かせてくれるというのが信じがたいけど目の前で聴いてるからなー。すごい。

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お天気のいい青空をバックに、まるで「ピアノスパシアル」のジャケットみたい。と思っていたら「空へ」からスタート。これは最高のシチュエーションでしょう。河川敷で気持ちいい解放感の中で聴くなんて最高。だけど寒い。汗 

 

守也さんはお衣装が全身白だったからますますスパシアル感が、、

 

ピアノ・スパシアル

ピアノ・スパシアル

 

 


あとはお子さん向け映画祭ということで「フォーキッズ」。ああ、わくわくするなー。続けてクラブエクスピアリでディズニーメドレー。そうそう。子どもたちはこの曲が大好きだものね。私も大好き。途中でオニヴァ!のパターンが出てくるんだなー。あそこが好きなんだな。リトルマーメイドの高音部でのきらきらしたアルペジオと中低音域でのメロディの感じも大好き。それからブギウギ即興。うーんいつ聴いても即興は楽しそうでいいなー。

 

そこからオニヴァ!手拍子からなだれこみ。この曲さいきんいろんな人が動画でやっているのを聴いてみんな上手い。感心する。しかし本家本元はまったく次元が違うんだなぁ。私もセコンドは弾けるようになったんだけど。音を並べてテンポで弾くという意味での弾けたというのは何なのか考えてしまう。最前列で聴いていたので足が良く見えてこの曲はセコンドの圭土さんが踏んでるペダリングこうやってるのかと発見。え、あそこは踏まないの? 等々やはり自分で譜読みして練習したからいつ踏んでいるのかまで見ても理解できました。

 

マニア必須アイテム(笑)↓

必死で練習中

めちゃくちゃ手強い。脱力を試されます。

クラシック女子の底力で攻略中(笑)

ピアノ連弾 Les Frères レ・フレール The BEST SCORE

ピアノ連弾 Les Frères レ・フレール The BEST SCORE

 

 

 

 

ほかの曲も、もっと両方のパート譜読みして全部頭に入れよう。

 

そこからブギーバックトゥヨコスカ。これもなぁ・・・なんか弾いてるうちにどんどんテンションあがって入り込んでいく感じがなんともいえない。すごい。30分のステージなので本編ここで終わり。

 

そのあとクリスマスメドレー、アルバム「ノエルドキャトルマン」の2曲目に入っているすっごい長い豪華なメドレーのアレンジですね。いよいよクリスマスなんだなぁ。華やかでエネルギーがあってすごく良かった。

 

 

ノエル・ド・キャトルマン

ノエル・ド・キャトルマン

  • アーティスト: レ・フレール
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2009/10/21
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寒かったけどたった35分のステージだったけど、感じることがすごくたくさんあった。ほんとうの野外で自然光でPAは入っていたけど生音もすごく伝わってきて実際にこうやって弾いてるんだなぁというのがリアルに感られて。今日も聞いた瞬間にロックオン、だったな・・・

 

あと最近お二人ともソロの公演が続いていたので普通のスーツ姿で演奏見てたけど、きょうは久しぶりにお衣装。さすがに王子とは言わないけど、レフレール国のキャストさんみたいな非日常感がすごい。なんなんでしょうか、あれは。

 

どんどんマニアックにオタク度合いが炸裂のレポートになってきていて笑えますが。まだまだ分からないことがたくさんあるなぁ、、、f:id:mimeyama:20181125081027j:image

 

ということで、兄・守也さんが連載しているムジカノーヴァのアレンジは必見です。最新号はパンダうさぎコアラ!

 

ムジカノーヴァ 2018年 12 月号 [雑誌]

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!!

 

 

山下伶さんにインタビュー

ジャズジャパンの取材で
クロマチックハーモニカ奏者の山下伶さんに
新作《Dear Darling》について
インタビューしてきました。
話していてもキラキラした魅力全開。
伶さんのハーモニカ、
ロマンチックな音色が素敵なんです。f:id:mimeyama:20181123202416j:image

「ノエル・ド・キャトルマン」

レ・フレールの「ノエル・ド・キャトルマン」
f:id:mimeyama:20181114081457j:imageCD開けて大音量で聴きはじめました。
ズギューンときた、、、彼らの魅力全開。

 

ノエル・ド・キャトルマン

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ムジカノーヴァの連載で斎藤守也さんが使っている伴奏パターンがいっぱい出てきます。

連載とあわせて聴いていただくと非常にいいと思います。

斎藤守也「小さき花の音楽会」バリアフリーコンサート

横浜の本郷台まで斎藤守也さんの

第2回バリアフリーコンサートへ。f:id:mimeyama:20181111230410j:image

「手のひらを太陽に」で、

踊りながら手拍子する子どもたちと

一緒に盛り上がって。f:id:mimeyama:20181111230302j:imagef:id:mimeyama:20181111230305j:imagef:id:mimeyama:20181111230317j:imagef:id:mimeyama:20181111230331j:image

クリスマスのスライド観ながら

クリスマスメドレーに聴き入って

なんか泣けてしまった、、

たったピアノ1台なのに。

 


こんなにピアノと音楽には人を動かす力がある。

知らなかった。

まだやってないことがたくさんある。

 


欲張り過ぎず

もっと音楽的に生きていきたいと思いました。

斎藤守也ワークショップ「ピアノってどんな楽器?」

横須賀の楽器店「オクターブ」まで斎藤守也さんのワークショップに行ってきました。

 

午後の部、お席があったのでお邪魔しました。


至近距離!!!!(手がよく見える!)


小指の付け根のししゃもみたいな筋肉も見えたような。
指がめちゃ立ってたなぁ、、、音がすごいくっきりしてて。

足でストンプする振動がすごく伝わってきてびっくり。

 

普段のコンサートと違い、ピアノの構造についての

お話メインなので
ピアノや音への愛情やお人柄を身近に感じ、

そのあとにミニコンサートで演奏を
聞かせていただくと、

ひとつひとつの音が、
すぐそばで語りかけてくるような。
普段のコンサートにはない不思議な感じでした。

ピアノから音を引き出すピアニストの存在を
リアリティを持って感じられる時間。

たくさん聴きに行ってインタビューも何回もさせていただいていても、、そうでしたね。

 

演奏曲

 

星に願いを(ジャズアレンジ)

崖の上のポニョ

ルパン3世のテーマ

別れの曲(オリジナル)

On y va! 

 

やきいもグーチーパー〜幸せなら手を叩こう〜ひげじいさん

 

小さい秋みつけた( ロックバージョン)

日曜日メドレー

 

アンコール

 

むすんでひらいて〜いとまきの歌

クラブイクスピアリ

 

フルコンじゃなくてもピアノってこんなに鳴るんだ、、、と

かなりびっくりするくらいきれいにパワフルにピアノが鳴っていました。

これです。いろんな会場でいろんなピアノで守也さんが弾くのを聴いて、その度に毎回、このピアノ、この会場、この天気と湿度、このお客様、、に対するひとつの回答みたいなのを感じ、なるほどと納得してしまう。

 

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帰りに海岸まで少し歩いてから京急にビューンと乗り帰宅しました。

 

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斎藤守也さんアレンジの「フレール・ジャック」はムジカノーヴァ11月号に掲載されています。

ムジカノーヴァ 2018年11月号

ムジカノーヴァ 2018年11月号