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山本美芽のフュージョン・ダイアリー

音楽ライター山本美芽によるジャズとフュージョンについての取材日記です。

サイラス・チェスナットに取材

ジャズジャパンvol.17のための依頼をいただき、ジャズピアニストのサイラス・チェスナットに取材してきました。

丸の内コットンクラブで、ディジー・ガレスピーのバンドという企画があって、もちろんガレスピー本人は亡くなっているわけですが、ガレスピーゆかりのミュージシャンたちを集めて、ガレスピーの曲を演奏してくれていました。そのバンドのピアニストとして来日していたサイラス。でもインタビューは、サイラス自身のトリオの新しいアルバム、なんとタイトルが月光ソナタ。ムーンライト・ソナタでもいいんでしょうが、どっちに表記するのかな?? そう、月光ソナタの第1楽章をジャズにしているんですね。

「月光ソナタ」だけじゃなく、ショパンの「プレリュードの4番」に、リストの「愛の夢」に、シューマンの「子どもの情景」、ブラームスの「ハンガリー狂詩曲」…ジャズピアニストってバッハばっかりで、ショパンとかリストは弾かないなぁ〜と思っていた私の固定概念を、見事に打ち壊してくれました。

先週に取材があって、今日無事に原稿を提出、編集部からもOKが出てほっとしているところです。

サイラスってあまり饒舌でないようにも見えるのですが、どうしてどうして、知的で、気さくな方でした。インタビューでは、もう、ずっとしゃべりっぱなし!! 音楽への情熱とか、自分の音楽へのスタンスみたいな話になると、もう止まらない。

もっと時間があったら、ジャズのノンレガートと、クラシックのレガートの弾き分け方とかについても聞いてみたかったなぁ。でも、ああいう巨匠クラスのピアニストにそういう愚問をぶつけても「よく聴けば、自然とできるものだよ」とかいわれて終わりになりそうな気も(爆)。

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