山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

ジャズ・トランペッター、市原ひかりにインタビュー

ジャズジャパンの来月(2012年11月)売りの号に掲載になります。
トランペッターの市原ひかりさんに取材してきました。

ただでさえ女性が少ないジャズ界。さらにトランペットで女性となると
ほんとうに珍しい。そこでルックスも可愛いとなると、そのことだけでも
注目が集まるのは当然のことかもしれません。

私自身でさえ、20代のころは、20代女性ライターというだけで
なんとなくもらえていた仕事があったのかもしれない。

でもいま実力を磨かなければ、40代になったとき、仕事はない、実力を
つけたいと、悩みすぎて具合が悪くなりそうなぐらい、当時、必死でした。

ひかりさんのような方と自分を比べるのもおこがましいですが、
共通している気持ちは確かにありました。

一生懸命なひかりさんと話していると、
20代のころの痛いような気持ちを懐かしく思い出しました。

これまでグループで活動してきた市原さんですが、今回はなんとピアノとの
デュオに挑戦。といってももう3年ぐらいやってきたんだそうで、充分準備は
できていた感があります。

ピアニストは佐藤浩一さん。この佐藤さんのピアノが、弾きまくるわけじゃない
んだけれど、センスが絶妙で、素晴らしいっ!!! 

ぼーっとできるアルバムというアルバムコンセプトも、ものすごく共感できました。
ほんとに、スイッチ押したみたいに、聴くとぼーっとできましたね。


Presioso /  プレシオーソ

Presioso / プレシオーソ

トランペットとピアノのデュオって、いいアルバムが案外たくさんあるんですね。
地元のママ友で、ビッグバンドでトランペットを吹いている人がいるので、
今度デュオをやってみようかなぁ、とか、いろいろアイデアが湧いてきました。