山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

小曽根真さん、クラシックへの思いを取材してきました。ジャズジャパン今月売り用

7月の下旬に、小曽根真さんにインタビューしてきました。
10月に東京文化会館と、パルテノン多摩で、東京都交響楽団、ジャズのクラリネット奏者のパキート・デリベラと一緒に、モーツァルトのクラリネット協奏曲、そしてラフマニノフのパガニーニの主題による変奏曲、実は略して「ラフパガ」というようですが、そういうプログラムのコンサートを予定されているのです。

http://www.t-bunka.jp/sponsership/spo_131026.html

小曽根さんには「21世紀へのチェルニー」を書いているときに、

21世紀ヘのチェルニー 訓練と楽しさと 山本美芽/著

21世紀ヘのチェルニー 訓練と楽しさと 山本美芽/著

取材をさせていただきました。クラシックを練習していて、チェルニー50番を練習しているお話をそのときしてくださったんですね。ちょうど10年ぐらい前です。その頃からずっと、小曽根さんはジャズの活動もバリバリに続けて加速しつつも、即興ができてきっちり弾けて大ホールでしっかり鳴らせるソリストとして、オケからのオファーが増える一方。

東京文化会館での撮影、インタビューのあとに見学させていただきましたが、ステージ中央のフルコンの前に座る小曽根さんを見ていると、ここにオケが加わったらどんなに・・・と、ワクワクしてきちゃいました。

まだ今月売りの号へのリンクがないので、またのちほど入れたいと思います。

取材の予習のために購入したスコア↓

小曽根さんが、どこの楽譜を使っているのかは聞くのを忘れてしまいましたが、とにかくオーケストラのスコアをパソコンのソフトで全部入力して、手作りのカラオケデータにして、ピアノとあわせて練習しているそうです。