先週の土曜日は、八王子のオリンパスホールで
小曽根真さんのコンサートでした。
こんなコンサートです。
http://www.t-bunka.jp/sponsership/spo_141025.html
キューバ人トランペット奏者のアルトゥーロ・サンドヴァル。
彼を呼んで演奏したのは、
ショスタコービッチのピアノ協奏曲1番。
これはピアノと、オケの弦パートと、トランペット1本という
変わった編成のコンチェルトなんです。
不協和音は多いしちょっと難解かなぁと思いながら
アルゲリッチのCDを聞いて予習していたのですが
実際には、なんかとってもわかりやすかった〜。
ふだん聞いているコンテンポラリーなジャズと若干
通じるものがあるのかも。
しかしどう考えても譜読みは大変だと思うんですが
小曽根さん、ものすごい安定感と余裕。
昨年、ラフマニノフのパガニーニバリエーションを
オケとあわせたときの小曽根さんも素晴らしかったし
そっちは感動して泣ける感じだったんだけど
今回は泣ける感じというよりは、自由自在な生き生きと
したものを楽しませてもらったという印象でした。
小曽根さんの歌いかたは伝わるパワー凄かったです。
ちなみに二部は、オーケストラはお休みで
小曽根さんとアルトゥーロのデュオ。
もちろん素晴らしかった・・・トランペットの音色が
甘く心に沁みました。
くわしくは来月のジャズジャパンをご覧ください。
小曽根さん、この日ソロでピアソラの「ローラズ・ドリーム」弾いてくれましたが、その動画見つけました。