山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

T-スクェア 小金井 宮地楽器ホール

スクェアが武蔵小金井に来てくれる‼︎
駆けつけました。爆f:id:mimeyama:20170203195138j:image

トゥルースをボサノバにしたアコースティックアレンジ、やっと聴けました。このメロディをしみじみサックスで聴くのもいいなぁ。

往年の名曲のオンパレード。ダンサシャンブルに宝島、フォーゴトンサガ、オーメンズオブラブ、トラベラーズ、脚線美の誘惑、、マジック。

流れるようなメロディに、刻々と転調するジャジーで絶妙ななコード進行。シンプルだけど脈打つリズム。

これらの名曲、多くのアマチュアがコピーしたことでしょう。私はこのへん、エレクトーンを5年間習い、コピーして、トゥルースとマジックとはドラムを3年習って叩きました。マジックは歌も歌ったことあります。爆

どれも技術的には、それほど難しくない曲なんです。
だけどこの本家本元のスクェアの音の、圧倒的に迫ってくるサウンドはいったい何なんだろう。

細かいこだわりを重ねに重ね、スッキリと仕上げた美しいお城がそびえているような。

しかも懐かしい曲たち、今のスクェアの音なんですよね。微妙なんだけど、確実に。昔とは少しだけ感触が違う。でも好きだったフィルやバッキングやアドリブは大事に残してある。言葉にできない微妙なところがですが、そこが今聴いても、すごいいい。

トラベラーズを聴きながら涙出ちゃいました。

坂東さん超叩きまくりのロック・ペーパー・シザーズ、河野さんのアコピが冴え渡るフォーゴトンサガ、
須藤さんそっくりのパフォーマンスで盛り上げてくれた田中さん(ベースの音は田中スタイルなんだけど、ジャンプや拳を振り上げる細かいタイミングとか。爆)

最近MCも、すごくこなれてきて楽しいし。須藤、和泉なしでも、ちゃんと笑いをとっている!6年前ぐらいは、伊東さんがひとりで奮闘し、笑い取れてなかったときがあり、あちゃーと思っていたけど、須藤さん和泉さんがゲストやら周年記念で一緒に入るうちに、どんどん安藤さんがこなれてきて。昔、本田期にはあんまりしゃべってなかったのがウソのように、ぶっちゃけモードで、伊東安藤のやりとりが、素顔そのままで、楽しいのです。

39年目というのは、やはりそれだけのことはあります。