山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

勝田一樹ソロ 2017年4月9日

元六本木ピットインにほど近いクラップスで勝田一樹さんのソロライブ。

 

1枚目、2枚目から10曲ほど。

勝田さんのあの音色を存分に浴びて大満足です。

 

25才、若手注目ドラマーの山本真央樹くんを初めて生で聴けました。すごくビートがシャープで、なんか好きな感じ。安定感素晴らしく、バッチリいい仕事してくれていました。音色の引き出しをさらに増やしたり他のプレイヤーを煽ったり、これから遠慮なくやってくれることを期待‼︎

 

須藤満さん、勝田さんと共演してるときの演奏大好き。きょうはかなり細かくベースライン弾いてた気がする。客席乱入もやってくれました。

 

小野塚さん、微妙にアレンジや音色か進化していて面白かったですね。勝田ソロはアルバムでストリングやホーンや打ち込みが入っていて、それを最初はライブで流していたんですが、だんだん生音の比率が高く変化してきた。そこ、サウンドの味付けを決める大事な部分で、ほとんど小野塚さんが一人でどうにかするわけで。シンセブラスやシンセリードをうまく使って、生音だけで自然ないい流れだった気がします。

個人的にはシーケンサー使わない方がタイム感とか好きなので嬉しい。

 

以前はトゥルーハートが泣ける曲定番でしたが、だんだん甘くなくなって渋い感じになってきました。

今日はロングウェイトゥーゴーの方が泣ける感じになってました。

 

勝田ソロは、どこかで必ずぐっと来るんです。勝田さんのあの音色は本当にすごい。

 

ディメンションに較べたら、勝田ソロは変拍子がない、転調が少ない、いろんな仕掛けがない。いい意味で直球勝負、リラックスして聴けます。f:id:mimeyama:20170409214001j:imagef:id:mimeyama:20170409214005j:image

 

クラップスの帰り道には東京タワーがよく見えます。