山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

金沢もっきりや 小野塚晃さんを追いかけて!!

金沢にセミナーの前日入りしていた月曜日の夜
「もっきりや」に、ディメンションで長く演奏されていて取材も沢山させていただいていたピアニストの小野塚晃さんが出演されていたので聴きに行きました。f:id:mimeyama:20220528205111j:image
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商店街に面した道からお店に一歩足を踏み入れると
一面のレコード棚、アンティークのベーゼンドルファーがある空間。楽屋がわりの窓際の席にリハを終えた小野塚さんも座っていらっしゃる。ご挨拶に行ったらめちゃくちゃ驚かせてしまいましたが、とても喜んでくださって。

地方ツアーの醍醐味、街にお店が溶け込む独特の雰囲気、すぐそばにある居酒屋「いたる」が宇宙で一番好きで、金沢には年に何度も来ること、お店のベーゼンの音色の素晴らしさ、やっと少しずつツアーが再開できる喜びなどをお話しして下さいました。

クラビオーラの折重由美子さんは以前zoomでインタビューさせていただき、クラビオーラを一度聴いてみたいなと思っていたので、嬉しかったです!! お店はお客様でいっぱい。優しいクラビオーラの音色、小野塚さんの天下一品のピアノがバンドサウンド。かぶりつきで聴けて贅沢でした!!

終演後は小野塚さんご推薦の居酒屋「いたる」さんへ。驚きのお刺身の盛り合わせや治部煮など、金沢の素晴らしいお料理を堪能。私が一人飲みをしていたら小野塚さんご一行もいらして、奥のほうで打ち上げ。そしてお店のBGMが小野塚さんのソロアルバムになっていました。最高すぎる、、、


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私が各地の読者にセミナーの仕事で会いに行くように、ミュージシャンの皆様もこうして旅をしていて、旅と、そこで出会う人が与えてくれるインスピレーションは素晴らしい、だから大変なことも頑張れるし、続けていけるんだなと、しみじみ思った夜でした。

斎藤守也 相模湖交流センター ラックスマンホール 2022年5月22日

 

私がいつも弾いている曲の作曲家、斎藤守也さん
レコーディング会場としても聖地の相模湖交流センターラックスマンホールでのコンサート。

 

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音がCDと同じ? 初めてのホールだけど懐かしい
でも強弱の幅がとてつもなくて
こんな音だったんだ

驚きと美しさにただただ浸っていました

「モノローグ」の楽曲

強弱がかなりついてアルバムとやや印象違うところも
シェスタにSNOW 美しかった、、、
ALONE のどよんと感もたまらなく
オスティナートで攻めの「UZU」「GYRO」「CHASE 」は圧巻。
そのまま突入するOROSHI響きがすごい

 

 

 

「ストーリーズ」の曲。

 

minamo   moya SHINE 花灯りといったキラキラした弱音系ナンバーが、もう言葉にできないくらいの、美しい響きの輪、、、響きのさざなみ。

 

〈風花〉の透明感。
ベーゼン独特のもう何とも言えない世界が出現。

BANDIDO なんか凄まじい迫力で
ストーリーにひきこまれて
何度も聴いてる曲なのに
こんなにすごい曲だったっけ… .いろんな音色にリズムに冴えまくっていました
これほんとに名曲。

 

アンコールは、Wakare No kyoku ゆったり響いて素晴らしかった

On y va! なんかいつもより高級感?

 

天井から音が降ってくる感覚があって
音を積み重ねてピアノがぶわっと鳴りだす瞬間があって、
ぶわっと鳴っている中に
たくさんの音の中からくっきりと浮かび上がるメロディーが語りかけてくる。

とてつもない余韻に浸っています
まさに夢のコンサートでした。

 

翌日、、アルバム「ストーリーズ」を聴き返したら

あの音。昨日の音。天井から降ってくる音。

 

なんか聞こえ方が変わりました。耳がストレッチした?

ディメンション 5月7日 丸の内コットンクラブ

昨年「32」をリリース、今年はデビュー30周年というディメンション。

私は1990年代からずっと聴いています。

今回はコットンクラブ。ディメンションの勝田さん増崎さん、そしてキーボードは友田ジュンさん、ベースが田中信吾さん、ドラムは則竹裕之さん。

 

いつもにも増してなんだか力強く、前に進むぞ、というような意思がビリビリ伝わってくるライブでした。

 

「ソウルジャム」マイナーコードで始まり、、メジャーにふっと行ってまたマイナーに戻る印象的なテーマ。これがとにかく格好良くて疾走感があり引き込まれます。

「ゴー・ディープ」

グルーヴ感が心地よく、そこに細かいリズムがビシバシと決まっていくのがもはや快感。立って踊りたいところですが・・・心の中で踊る!!!

 

初期の超絶技巧ナンバーの「クリケットスモーカー」、16分音符が細かい。しかも力強い。鋭い。全員がびしっとそろって鋭いリズムを決まると聴いているこちらも興奮してくる。これぞフュージョンのライブの醍醐味! 演奏が終わったら大変だった~みたいなことを勝田さんがおっしゃっていましたが、いやはや全力疾走感が最高です。超絶に決まってますよ。カッコよすぎ・・・

 

「デスティネーション」よくわからない拍子のフレーズのシンセから始まり、則竹さんが「1,2,3」と叫んで入り、その後もセクションごとにテンポや拍子ががらりと変わる壮大な物語のような曲です。拍がわからなくなってしまうのですが、そうやって翻弄されながら必死についていくのがまた、アトラクションを暗闇で進んでいくような楽しさがあります。たぶん演奏は困難なのだろうけれど、ばっちり決まっていて最高でした。

「ナイトビジョン」ミディアムバラード。スローバラードと比べて甘くなりすぎないのがディメンションの雰囲気にぴったり。大人っぽくリラックスできるサウンドなのですが、スパイスが聴いていて、スムースではないこのサウンドの感触がいいです。

 

最後は「ブライター・イン・ユア・ライフ」。これは則竹さんがディメンションの曲の中で一番好き、と以前どこかでおっしゃっていたかな。とにかく明るくて力強い。テーマのAメロディがドレミソラドの4・7抜きだから? 途中から4・7抜きどころか転調の嵐を経てサビに行って、そこでは4・7抜きじゃない普通のメジャースケールになるんですけど・・・単純な薄っぺらい明るさじゃなくて、光がまぶしいような感覚になる曲です。

 

勝田さん増崎さんは、いつ拝見しても、自分らしさを全力で表現されていて、誰がなんといおうと関係ないというか・・・何か超越した強さみたいな芯の上に構築されたゆるぎない音楽性が強烈で。毎回、生音に触れるたびに、「そう。そうなのよ」と、共感でいっぱいになり、スッキリとしたカタルシスに包まれます。

 

晋吾さんのベースは、スクェアでもそうなんだけど、伸びやかで歌心がありつつ、どしっと支えてくれる。音楽全体が伸びやかになる感じ。いつ聞いても惚れ惚れします。

 

ディメンションでの則竹さん、一番好き・・・沢山叩いてくれてカッコいいフレーズも満載で、難易度高いものからパワフルなものまで惜しげなくいろいろな表情が見られます。

 

7月にはブルーノート東京での公演が決定。そちらはデビュー30周年記念ということで、いまから楽しみです。

 

 

レ・フレール バレンタインコンサート

レ・フレールのバレンタインコフレコンサート。
2月でしたが延期になってしまい今日は母の日に実施となりました。美しい季節にとってもよかったです。かなり気合いの入ったお料理で、レベルが高かったように感じました(すみません偉そう、、、汗)
フォアグラのムースにホワイトアスパラのスープにいちごジュレなんて初めてで、素晴らしかった!お肉やお魚も安定の美味しさ。デザートは女性を意識してか品数多くて、いちごアイスが絶妙なお味でした。

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シャンパンにも洋酒が何か混ぜてあり赤っぽくなる工夫が洒落ていました。

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演奏は、バレンタインコンサートの延期が母の日ということで、落ち着いた感じのしみじみした曲が特に良かったです。
守也さんのフォトアルバムや一本道、連弾の
ル・シュマン、ハッピーソングなど。


手元が背中越しに見える席で、グーパーしてる感じがよく見えました。ブギウギ即興のとき圭土さんが弾いている最中に守也さんがいつ入ろうかタイミングをはかっている様子などよく見えて臨場感ありました。「マスカラード」は高速プレイが格好良かったです。

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ピアノは中ぐらいで黒い鍵盤がないタイプのベーゼン。内部奏法はなしバージョンかと思われます。


お土産にサイン色紙とチョコレートいただいてきました。なんかとてもうれしかったです。心がこもっていました。

憧れのホテルにお洒落をして出かけ、

素敵なご飯を食べて、大好きなアーティストの演奏を聞く。なんだか夢をいっぱいに詰め込んだような素敵なコンサートでした。そしてチョコを食べながら色紙を見ながらあの曲よかったなぁ…と振り返る。

 


日頃、家事や仕事に明け暮れておりますが、このような過ごし方。なんとありがたいことでしょう、、。こういう日のために普段頑張っているんですよね。

レ・フレール バキウギライブ 東京

品川で、レ・フレールのお子様向けライブへ

3年ぶり子どもの日のバキウギライブ

ベーゼンでなく、、タカギクラヴィアのスタインウェイのD!?

なんか新しくない、、ヴィンテージ?
こっこれは
キラキラした高音
渋い低音

来るかな、、と思いながら待ち構えていました

めちゃくちゃ来た!


大満足でした。

お子様達の泣き声がなんとも愛おしい。

 

運動会小学校低学年の最近の定番、玉入れダンスの歌「チェッコリ」を守也さんがfollow me のソロでちょっと弾いていてお子様達反応してた気がする、、、笑 運動会か何かで仕入れていらしたんですかね。

 

セットリストは

<レ・フレールでの連弾>

ディズニーランド・メドレー

アンダー・ザ・シー

彼こそが海賊

Cou Cou!

ジョーカー

ルパン3世

 

斎藤守也ソロ 鯉のぼり 以前インスタでも拝見したブルージーなアレンジが素敵でした。

斎藤圭土ソロ ブギウギ即興

〜連弾ブギウギ即興

 

<レ・フレール 連弾>

マスカラード

For Kids

On y va!

あなたの生まれた日

讃歌

 

<アンコール>

Follow me!

 

だったかな? 

 

2人で一緒に鳴らしてくれる音がスカッと気持ちが良いのです。f:id:mimeyama:20220505225942j:image
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カシオペア3rd ビルボードライブ東京 1st

カシオペア3rd観てきました

 

曲目あり。ご注意下さい

 

 

 

 

 

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神保彰さんの卒業ライブ。

 

カラッと明るく心地よいグルーヴ

 

キメの決まり具合も冴えていて、なおかつスリルだけじゃない味もありました

 

Mid Manhattan やASAYAKE

長年聴いてきた曲たちはやっぱり最高。

 

神保さんも野呂さん、鳴瀬さん大高さんも、お疲れ様でございました!!!