山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

勝田一樹プロデュース、Jフュージョンのオールスター・プロジェクト

昨日の深夜、ツイッターでチャット状態で何人かの知人とコメントのやりとりをしていたところ、すごい情報が寄せられました。ディメンションの勝田さんがプロデュースしたプロジェクトがすごいらしい、と。

プロジェクトの詳細を時系列に沿って整理しますと・・・

同人CDをつくっている「コスプレイヤーズ」というグループが、勝田さんに既存曲のプロデュースを依頼したところ、勝田さんのほうから声をかけた結果、ディメンション全員、スクェアとカシオペアから現メンバー旧メンバーの参加があり、とてつもなく濃い音ができあがった。それが3月12日から、同人誌ならぬ同人CDですので、インターネットで通販が開始ということだそうです。

ひと昔前に、SMAP009っていうプロジェクトがありました。SMAPの曲を、超一流セッションミュージシャンやジャズミュージシャンに演奏してもらうというような。あれにちょっと似ていますね。

「東方見聞録 vol.2 〜ラスボス009恐れ多き神々の戯れ〜」3月12日に発売

■ギター
野呂一生(カシオペア)
増崎孝司(ディメンション)
菰口雄矢
■ドラム
神保彰(ex.カシオペア)
則竹裕之(ex.T-スクエア)
坂東慧(T-スクエア)
■キーボード&プログラム
小野塚晃(ディメンション)
■ベース
櫻井哲夫(ex.カシオペア)
■サックス
勝田一樹(ディメンション)

収録曲:
■恋色マスタースパーク
■おてんば恋娘
■信仰は儚き人間の為に
■ネクロファンタジア
■亡き王女の為のセプテット

5曲入り1000円
以下のサイトで通販しています。
http://cos-players.com/cd.html

2月中旬よりYoutubeに9分超の音源がアップされていまして、とにかくこれがすごいです。私、昨夜からもう10回以上聴いていますが、リピートがやめられず困っています(爆)。ギタリスト3人がそれぞれの持ち味で思う存分弾いていて、そこに櫻井さんのベースが容赦なく絡んでいきます。神保さんの音に喜んでいたら、途中で則竹さんも出てくる! 豪華すぎ!!!

こうしたロックで、思いっきり超絶技巧なインストは、Jフュージョンにおいてはひとつの王道スタイルであったにもかかわらず、ここ10年ぐらい、どれも古さを感じてしまっていて、聴いても盛り上がれなかったんです。…が、これは違う。勝田さんがプロデュースして小野塚さんが入っているから、そのあたり、完璧に今っぽいです。でもディメンションほどオシャレでとんがってないのが、このプロジェクトの面白いところです。



メールで購入を申し込んだところ、銀行振り込みしたら予約成立という返事が来ました。
振り込もうと思います。

情報をお寄せくださった鈴音さん、ありがとうございます。