発売中のジャズジャパンは、ジャズとクラシックの特集です。クラシックをテーマにアルバム『モルト・カンタービレ」をリリースした山中千尋さん、10月にラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」をオーケストラと共演する予定の小曽根真さん、そして来日中だったアメリカの天才少女ピアニスト、エミリー・ベアーちゃん、お三方のインタビュー原稿を書きました。
山中さんはたぶん私と同世代、エミリーちゃんはうちの小学校5年の娘と同じ年。別世界のすごい才能の方々なのですが、なぜか親近感を感じてしまいます。
3人の共通点、いまちょっと考えてみましたが、クラシックとジャズを両方弾ける。そしてコンチェルトのソリストとしても呼ばれている。・・・そういえば、ショパンのエチュードの話は全員としてきましたね。リズムの感じ方や、タッチにしても、クラシックとジャズでは異なる点がほんとうに多いのですが、やはり共通するところもある。本家がクラシックで分家がジャズ、だけど本家で失われた部分を分家がうけついでいる部分もある、そのあたりがジャズピアニストがクラシックを弾く面白さなのかなと思います。クラシックのピアニストも、もっとジャズに積極的に挑戦してほしいなぁ。
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 2013/08/22
- メディア: 雑誌
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- アーティスト: 山中千尋
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2013/08/14
- メディア: CD
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