昨年のアルバム
Arrow of the time 以来、新境地を開拓しようとチャレンジ中だと傍目にもはっきりわかる塩谷さん。ジャズっぽい曲もありましたが、全体的には、
作曲家のアタマに浮かんだものをそのまんまきかせてもらった感じで、テーマがあってアドリブして、というスタイルを超越していました。でもキャッチー、パワフル、綺麗など何かしらわかりやすいので難解さはなし。
その路線が少しずつ固まってきているのが面白いです。
お得意のラテンを1曲やってくれて楽しかったと思いつつ、ラテンスタイルにも、何かしら変貌が感じられました。熱さと冷たさの幅が広いし、深みやパワーが増したような。まだ変身途中の感じが、また魅力的でした。
9月10月には塩谷さんEテレ?で、全9回のピアノ講座の番組を担当するそうで、テキスト執筆中とのこと。