編成はアコースティックなジャズなんだけど、
どこかポップで、フュージョンぽい、全員のアンサンブルがじわじわと、ワクワクさせてくれる。
マイニエリのヴァイブが入ると、ふわ〜っと煙が立ち上るような不思議な手触り。
イリアーヌのピアノ、想像以上に良かったです。弾きまくるわけじゃないけど、なんとも言えない良い感じ。アンサンブルして、グルーブしてるというのかな。
アースキンのドラムも最高! なんとも言えず心地よい。説明できない、というか、説明不要?
ノットエチオピアあたりの曲が好きな私には、今回はちょっと選曲がジャズ寄りでしたが、でも、じわじわ、良かったな。
ステップスというと、マイケルブレッカー時代のサウンドがどうしても私の中にはあって、そのバランスと比較してしまうんだけど、今回はあの頃よりサックスが占める割合はかなり控えめでした。ボブ・シェパード、マイケルのポジションとしても十分素敵だったから、もっと思い切り吹きまくって、炸裂したらどうなるか、聴いてみたいですね。
ご一緒してくださった押見雅子先生と!