山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

ディメンション モーションブルー横浜 20190428

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モーションブルー横浜へ。

ディメンションを聞きに。

 


ファーストステージ

ほぼ満席のところに

 


ドラムの横の席が空いてました。

 

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手数全部、ライドシンバルからクラッシュシンバルへのいったりきたりや、(穴の空いたシンバルやっと音がよくわかった、、、)ライドシンバルの叩いてる場所、ハイハットの浮かし具合、

キックしてるつま先からかかとまで見える!! ステージ上のミュージシャン同士の

アイコンタクト、

ソロが終わりそうな気配や

ソロが盛り上がったときに他のメンバーが

支えたり煽ったり

 


則竹さんと小野塚さんが目をちらっと合わせ、小野塚さんがパソコンでスイッチをポチッとして、シーケンサーが流れ始めると、すぐに自然にドラムが絡んでイントロへ。

 


ホールの客席だとこれはわからないなー。

 


でもここは、めちゃくちゃ見える!!! ソロを吹いてるときの勝田さんの背中

呼吸がリアルに見えてしまう。

 


バラードでドラムが入ってくる寸前の

息を吸ってスッと入る感じ。

こうなんだなぁ。

 


セカンドもここに座ってしまった。

 


最高(泣)

 


ライブ内容は、

初期のころのも含め超絶技巧度高い。

アップテンポかミドルテンポばかり、

バラードなし!

テンション高い!

「クリケットスモーカー」とか、音数凄まじかったけど、どっしりして風格がある。

 


昔ライブでたくさん聴いた「ウォーキン」

なんか感じが違う。ジャズっぽい。ポップ過ぎない。

濃いソロが終わって最後にポップになった瞬間がスカッと気持ちよかった。 「セレネ」もポップな曲のはずなんだけど

ドラムをガン見しながらのせいか、

細かいこといろいろやってるんだな、

構築感あるなぁ、、しっかりした曲。

 


セカンドの最後に「イフ」をやってくれました。

勝田さんが、転調してキーがあがるところで

空白を作って、また吹き続けた場面、

ぐっときました。

 


暗ーいライブハウスの座席で

ディメンションを聴いていると

いろんな気持ちが湧いてきて

ちょっとだけ泣けてしまう。

明るくてパワフルな曲ばかりなのにね。

 


辛いなと思うのは自分だけじゃない

そこであきらめない人間的な強さ。

 


音に出ているって、

いつも感じるのです。

 

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