山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

都響、アラン・ギルバート、小曽根真 ラフマニノフピアノ協奏曲2番

都響とアラン・ギルバート、サントリーホール。

ペッテション 凄まじく暗い音がインパクト大。こんな作曲家がいたんですね

サントリーホールで聴く都響の音、かなり良い。いちいちクオリティが高くて唸る。3楽章のストリングスが美しすぎて打たれる。

 

小曽根さんのラフマニノフ。都響の音がいちいちすごかった。こぎれいにも無難にまとめようみたいなんじゃない。凄まじい何かを一か八かで全集中してる。しかし最初、あまりよくピアノが聞こえない。

2楽章になり、弦や木管とピアノの対話が良い感じ。三楽章のクライマックスでは小曽根節を入れたピアノとオケのバランス完璧、互いに遠慮なく思い切ってる、やった!決まった!! 感激のエンディングでした。

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