山本美芽のフュージョン・ダイアリー

音楽ライター山本美芽によるジャズとフュージョンについての取材日記です。

T-スクェア 中野サンプラザ 2018年 6月23日

今日は中野サンプラザでT-スクェアのライブ。

初めて行った年から、もう28年目。

 


今年のアルバムは素晴らしい出来でした。

ワクワクしてくる音楽性。

ホールで聴いてもやっぱり素晴らしかった。

伊東さんのサックス絶好調。いい音してた。安藤さんのギター、ますます格好よくなってた。

坂東くんの曲「Trade wind」には参った!軽やかなラテンのリズムにのせて爽やかなフルートのメロディがなめらかに動きながらコードがくるくると入れ替わり、

なんて素敵なの!!

トロンボーンの湯浅さんが入った音、ものすごく馴染んでました。ダンサシャンブルにはオリジナルにも入ってたんだった。これからスクェアファミリーでいろいろな時に来て欲しい。

トワイライトインアッパーウエスト

何度聴いてもいい。伊東さんのサックスの歌い方や音色堪能しました。f:id:mimeyama:20180623195750j:image

 

レフレールと吉田兄弟のコラボコンサート クレアこうのす

ピアノ連弾レフレールと三味線の吉田兄弟のコラボ。
他にはまずない珍しい編成のコンサート。

パワフルかつ、幽玄な世界を作り出していました。

 

前半はそれぞれの単独演奏で

レフレール、何度も聴いた曲だけど

すごく良かった。

いきなりBoogie Back to Yokosuka の出だしの

音色があまりに優しく語りかけるよう。

ハッピーソングのピアニッシモの音色があまりにも美しくてため息が出ました。

 

吉田兄弟のステージは、

緊張感とリズムが最高!!!

あのバシバシいうバチの音色がたまりません。

 

レフレールは、もともと和風な曲やロックな曲があり、吉田兄弟の音楽性と非常に相性が良く。

 

吉田兄弟は、和楽器の音程を平均律のピアノに合わせるには、おそらく通常とは違う音程のとりかたをしなきゃいけないのに、涼しい顔でやってのける。

 

レフレールは、もともと西洋音楽の楽器である

ピアノを、さまざな工夫やアイデアで

和楽器に溶け込む音色やアレンジが出てくる

懐の深さがあります。

 

ピアノの内部奏法と三味線の音色が素晴らしく相性が良かったです。 三味線を大きく包み込むようでした。

 

津軽三味線のブルージーともいうべき哀愁ときっぱりとした辛口の味わい、

 

緊張感あふれるリズム。

 

一瞬の間合い。

 

音が消えるまでの余韻。

 

 


ピアノからあんなエスニック風味?出せるなんて。
しかもロックなノリがピアノと三味線で通じ合っているのか伝わっ てきて。

レフレールの持っている幽玄な和風の美しい部分がすごくわかりやすくクローズアップされていて。

 

素晴らしい楽曲と演奏、鴻巣まで
追いかけて大正解。

 

 

 

レフレールの曲だと

シャクナンガンピ

パラレルワールド

joker 

あたりが三味線コラボと特にハマっていて

本当に聴けて良かった。

 

素敵でした。

 

7月には市川でも

9月には名古屋でもあるそうです。

おススメします。

 

 

 

レフレール ピアノインフィニティ 横浜みなとみらいホール 2018年4月20日

レ・フレールの「ピアノインフィニティ」ツアーに行ってきました。

 

ツアー終盤ですのでセットリスト書いてしまいます。

 

Piano Infinity

Piano Infinity

 

 

 


知りたくない方、ご覧にならないでください。

 

 

 

 

新作1曲目の「明日へ」からスタート。シンプルな和音を使った曲で、守也さん圭土さんの作る響きが染みこんできます。

 

「挑戦者」「ザ・ギャンブラー」で、どんどんリズムのテンションが上昇。このグルーヴがいいんです。

欲をいうと、2月のヤマハホールで聴いた音の渦を耳が覚えていて、あのときと比べると音圧が物足りないなと思っていたら、

「DDROCK」のあたりから、二人の音がどんどん共鳴。「海、落日の祈り」のピアニッシモが、突き刺さるように飛んでくる。

進むにつれ、ピアノがどんどん鳴り始めます。なんで⁈  すごいわー。


後半は盛り上がり系の曲になり、手拍子なども交えて楽しみました。ベストスコアにも収録の「パラレルワールド」は息を飲む緻密な迫力。兄・守也さんの「サマーナイト」あたりの湘南系ナンバー大好き。夏の海が目に浮かび、幸せな気持ちになりました。「大風車輪」は、守也さん手をグルグルしてから弾くパフォーマンス、あれは風車なんでしょうか、楽しい(笑)

 最後は、レ・フレールのヒット曲をメドレーにしてくれて、これもすごかった‼︎

テンポがアルバムよりものすごく速くて、大丈夫かなと思った瞬間もありましたが(心配症なんです)二人ともありえないほどの速弾きで爆走。

特に弟・圭土さんのソロがちょっとなかなか見られない次元でした。

アンコールは、彼らの代表曲であるBoogie Back to Yokosuka。素晴らしかった。胸がいっぱいになり、

エネルギーをもらいました。

 

2000人収容のみなとみらいホールでピアノ連弾で単独公演、改めてすごいと思うんです。

ドラムじゃなくて、ピアノでお客さんに手拍子これだけさせちゃうなんて。

これだけのポテンシャルがピアノにあるんだなぁ。

 

レ・フレールのお二人は、ポピュラースタイルをピアノだけで演奏できるように、芸術的に完成させる作業をしているのだと思います。歌だったものを鍵盤に移し替えてバッハのインベンションができたり、ベートーベンが交響曲の原型としてピアノソナタを書いたりしていたように、ドラム、ベース、ギターで演奏する20世紀以降の8ビートを基調にしたスタイルをピアノだけで音楽的に成立させる作業。

 

さらに、レ・フレールのすごいところは、本人たちだけでなく楽譜で他人が曲を弾いても、かなりサマになるという作曲としての完成度の高さです。ジャズポピュラーを採譜したものは、あくまでも私の場合ですが、アーティスト本人が弾くと素敵でも、楽譜を買って弾いてみると自分の音にガッカリして二度と弾く気が起こらない。

 

ところがレ・フレールは違う。楽譜を弾いてみると本家アーティストとは比較にならないにしても、悪くない、もっと弾きたい、弾くのを止めたくない音がする。それは作曲としての完成度によるものではないかと思います。

彼らと同じ時代に生きて、リアルタイムに活動を追いかけられるのが、とても幸せです。

 

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斎藤守也「CHASE 」は弾いていて楽しい‼︎

先月ライブに行ってから楽譜を手に入れた

斎藤守也「モノローグ」、

自作自演ピアニストの楽譜でこんなにハマったのは 初めてです。とにかく弾かずにはいられない魅力がある楽曲たちです。

まず弾いてみたのが「CHASE」。これは左手がレレドレというパターンを繰り返し右手がカッコいい和音を弾く「革命のエチュード」みたいな曲。譜読みが楽です。チェルニー40番程度。その中で同じパターンを続けるには脱力ができている必要があります。さまざまなモードが出てきて音の並びが格好いい!熱く疾走しつつ非常にクールな性格を秘めたハードボイルドな曲調がたまりません。

男子くんたちのレパートリーにおススメしたいです。

 

ピアノソロ 斎藤守也(from レ・フレール)『MONOLOGUE』

ピアノソロ 斎藤守也(from レ・フレール)『MONOLOGUE』

 

 

 

 

連弾でつくるグルーブ

先週ライブに行ってから、レフレールを聴き直しています。
パフォーマンスとしてまず目立つんだけど、
重低音のグルーブがすごくて、88の鍵盤に、
二人ぐらいでちょうどいい気がするくらいです。

ドラムやベース抜きで、ピアノでビートで聴かせたかったら、連弾がいいな。
あんまり練習してなくてもベースライン刻むのなら、できないかな。レフレールの曲は難しいけど、連弾はいっぱいありますからね。

TOKYO JAZZ 2007 Les Freres - YouTube

 

ピアノ連弾 Les Frères レ・フレール The BEST SCORE

ピアノ連弾 Les Frères レ・フレール The BEST SCORE

 

 

 

ジャズジャパンアワード

先週、横浜の日産本社にてジャズジャパンアワードへ。

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なんといっても

大西順子さんがめちゃくちゃカッコ良かったです。

 

次号でレポートします。

 

こちらは今月号。

 

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.91

JAZZ JAPAN(ジャズジャパン) Vol.91