山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

小松亮太さんにインタビュー

ジャズジャパンで小松亮太さんにインタビューしています
お話するのは初めて。
アルバムとの著書「タンゴの真実」だけでもノックアウトされてましたが
インタビューでのお話が面白すぎて
すっかりファンになっております。

 

東京フィル ピアソラの作品 日本初演

オペラシティで久しぶりのオーケストラ

しかもバッティストーニさんが指揮

 


音に包まれてきました
盛り上がった、、、涙
指揮しながら跳ねてる‼︎
跳ねてる‼︎

ピアソラの「シンフォニア・ブエノスアイレス」
日本初演。

小松亮太さんに先日取材したので、なんか行きたくなって聴いてきたのでした。


打楽器が炸裂していてリズムが踊る感が私にはハマりました。最前列ビオラの前で聴いてました

ピアソラの演奏終わって女性ばかりのビオラチームやコントラバス最前列の女性奏者
みなさん目に涙を溜めてたのが見えて

私も我慢してたのだけど
ウルウルきました

そこに小松さんと北村さん、バンドネオンのアンコール?デュエットが来たわけですよ。素敵でした。

 

プロコのロミオとジュリエット

ピアソラにはない響き。低音の金管、消えそうな緊張感の弦。ビオラのソロ。
各セクションの見事な演奏が、指揮棒がバーンと振り下ろしたり、スーッと宙を流れたりするのに合わせて飛び出してきて、
その場にはいないロミオとジュリエットや背景が浮かび上がるような錯覚。

昔、授業オケで弾いた曲なんだけど
難しすぎたのか、
自分の記憶にある曲となんかイマイチ
一致しない。たぶん、抜粋だったから弾いてないため
知らない曲なんだと思います。

しかし、こんな難しい曲、副科で弾けるわけない。
無茶苦茶だったに違いない。汗

東フィルは、先月レ・フレールが出演したザ・ピアニスト」のオケ公演でも聴いてます。
オケの音、どんどん聴きたくなる。

 

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神保彰ワンマンオーケストラ 相模原メイプルホール

神保彰さんのワンマンオーケストラへ
自転車飛ばして20分。行ってきました
ドラムセット撮影OK
ドラムヘッドの打面の窪み、、、
ドキドキしてきます。たまらないです

 

 

 

たくさんの曲を演奏してくださいましたが
フュージョンメドレーが断然良かった、、泣
本家本元オリジナルですから。
19インチのチャイナシンバルの音が衝撃的に良かったです。

和泉さんの思い出

先日亡くなったピアニストの和泉宏隆さんとは、スクェア退団直前から退団後の時期に、インタビューを何度もさせていただき、独立されてからは月刊ショパンで私が編集担当でコラムを連載していただいた時期がしばらくありました。
 ちょうど、和泉さんにとっては、キャリアの転換点だったと思います。
 まだスクェア退団前の頃に何度かインタビューに伺い、私がピアノ弾きだとわかると、和泉さんは、シンセサイザーと生ピアノの葛藤について沢山お話をされました。生ピアノは倍音が出る。そこが美しいものに徹底的にこだわる和泉さんがどうしても譲れなかったもののひとつだと理解しています。
 
 当時スクェアのツアーではシンセを沢山演奏していたので、そこまでピアノへの思いが強いことに驚いたけれど、気持ちはよくわかり、どんな音を探求しているのかすごく興味が湧いたのを覚えています。
 
 いうまでもなく和泉さんがスクェアで成し遂げたお仕事はすごいものでした。歴史に残る名曲の数々。神がかった演奏。素晴らしいアレンジの数々。ライブでの演奏。そしてお茶目なMC。

 そのころ和泉さんはピアノソロのアルバムをリリースされたり、スクェアのアルバムにソロピアノで「テラ・ディ・ヴェルデ」が入ったり、カザルスホールでソロのリサイタル? ライブ?をなさったり。ピアノにどんどん寄っていく時期でした。学生時代からバンドやアレンジや作曲のお仕事がどんどん入ってきて、ピアノに専念したいと思いながら、ものすごく練習はされていたけれど、ご自身ではピアノに関して納得いかないまま40代が迫ってきて、スクェアを退団してピアノに専念するという決断に至ったのですね。
 

 間近で一緒にお仕事しながら、ミュージシャンが神じゃなくて人間であることもわかって、でも私には想像もつかないような世界にいて日々ギリギリのところで探求を続けて、小さな結晶を少しずつ育てるように音を出していることを肌でわかるようになった。倍音を含んだ和泉さんの音を聴かせてもらって、なるほどこの音を追求しているんだって、わかるようになった。鍵盤から不思議なけむりが出るようなあの音。
 
 どれだけの宝物を分けていただいたのか、今更ながら、噛みしめています。
 
 和泉さんに教えていただいたことは沢山ありすぎて。少しずつ書いていきたいと思います。

 
 最近まで録音していたソロピアノのアルバムでの演奏は、スクェアを退団したばかりの和泉さんが思い描いていた理想には到達していたのではないかと・・・私は思うのです。

 ものすごく自分に厳しくて理想が高かった和泉さんなので、そのあたりはどうだったのか・・・わからないですけれども。

 

コンプリート・ソロ・ピアノ・ワークス III

コンプリート・ソロ・ピアノ・ワークス III

  • アーティスト:和泉宏隆
  • 発売日: 2020/12/30
  • メディア: CD
 
コンプリート・ソロ・ピアノ・ワークスI

コンプリート・ソロ・ピアノ・ワークスI

  • アーティスト:和泉宏隆
  • 発売日: 2019/10/16
  • メディア: CD
 
コンプリート ソロ ピアノ ワークス Iii

コンプリート ソロ ピアノ ワークス Iii

 
FORGOTTEN SAGA

FORGOTTEN SAGA

  • アーティスト:和泉宏隆
  • 発売日: 2000/10/12
  • メディア: CD
 

 

 

ピアノソロ 和泉宏隆/SAGA

ピアノソロ 和泉宏隆/SAGA

  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 楽譜
 

 




 

改めて、楽譜を弾いてみると、

和泉さんは手が大きいんだなぁと思います。

10度とかも結構出てくるし

アルペジオの広げ具合が私にはきつい。

楽譜から。作曲家が好きだった音楽とか
大切にしていたものとか、一生懸命歌っていたものとか、

手の大きさとか、歌うときの呼吸の長さとか

いろんなことがわかります。

 

 

斎藤守也さん 第1回こどもホスピスフェスティバル

コロナ禍になる前、横浜でのイベントにも伺いましたが、今年はオンラインでのフェスティバルとして、こどもホスピスを応援するイベントが開かれました。

 

こどもホスピス。言葉の響きの重さに、最初にイベント名を聞いたとき、私はたじろぎました。子どもをふたり育てている母親として、こどもがホスピスを必要としている状況なんて聞くのもつらいし、正直いって、考えるのもしんどかった。

 

でも、そういう自分が抱える葛藤はさておき、病気の治療は家族全員の時間を奪っていくもので、いますでに病気になったお子さんの限られた時間をどうするのかはもはや待ったなし。時間がないんです。できることをひとつでも皆でやっていかなければならない。

 

ホスピスが必要な状況なんて考えるのも怖かったけれど、

イベントを通じて、自分ができることは何か考えて、

自分の子どもたちが元気でいることの奇跡を実感できる。

手に入ってしまうと、どんな奇跡でも当たり前のような感覚になってしまうけれど。

 

ひとりでも多くのメンバーで、こどもホスピスの活動を少しずつでも、支えられたらと思います。

 

斎藤守也さんが後半40分ほど演奏されていたので、拝聴。

 

となりのトトロ

さんぽ
彼こそは海賊

パプリカ

幸せなら手をたたこう

線路は続くよどこまでも

小さき花の詩

On y va !

こいいのぼり

 

アンコール:クラブイクスピアリ

 

久しぶりの子どもたち向けの楽しい曲がいっぱいの、守也さんのコンサート。

いつも思うのですが、守也さんのオンラインのライブは、スマホで画面越しに聴いていても、熱量が伝わってきます。

 

「パプリカ」がどんどん伴奏パターンが変化してヒートアップしたり

「幸せなら手をたたこう」で、手だけでなくいろいろな場所を叩いたり

 

毎回何かしら新しいアイデアを盛り込まれていて、思わず笑ってしまいます。

 

「小さき花の詩」。たくさんの哀しみも寂しさもすべて通り越して、咲いている花のように、自然に、可憐な美しさをたたえていて、心が洗われました。

 

「こいのぼり」は、ブルージーでちょっとせつないスローバージョン。

 

そして、最後の On y va! と、クラブイクスピアリ。

 

守也さんの音は、1音1音に込める真剣な想いが、本当に音として伝わってくる。

 

「想い」は誰にでもあると思うけれど、それを音に変換できるというのが、とても稀有な能力だと、いつも思う。

それを可能にしているのが、1音1音の明瞭な美しいタッチであり、歌い方であり、研ぎ澄まされたリズム感であり、立体感のあるサウンドの構築であり・・・

 

地道に完璧に積み重ねてすごく美しくなっている。その積み重ね具合に、弾き手の人柄がにじみ出て、音にも個性がにじみ出ている。そこに想いを込めているから、くっきりと伝わってくる。

 

スマホ越しでも、伝わってくる何か。聴いていると充填される何か。

感じます。

 

オンライン開催なのは寂しい気もするけれど、病気のお子さんたちやご家族はコロナでなくても会場に行くのは難しい場合が多いでしょう。オンライン開催だから聴けた方もいたでしょうから、良かったと思いました。

 

 岡江久美子さんのお嬢様、大和田美帆さんが司会をして、歌もうたわれて

この方、すごい明るくて元気・・・誰だろう、と思ったら、岡江久美子さんのお嬢様だったのですね。岡江さんが亡くなってもう1年。

 

こちらに記事がありました。

2021/04/29 | 大和田美帆オフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)

 

 

 

 

 

 

 

和泉宏隆さんの訃報

ピアニストの和泉宏隆さんが
亡くなりました。

20代の頃ピアノをやめてしまっていた私を
ピアノに戻してくれたのは和泉さんです。

和泉さんの曲は私の一部になってしまっていて

亡くなったって言われても

困ってしまいます。

夕焼けを眺めていたら、

トワイライト イン アッパーウエストが頭の中で流れてきました

 

まだ、ありがとうとか

そんな気持ちになれない。

どうして。

#和泉宏隆 #hirotakaizumi #piano #twilightinupperwest