ダーティーループス聴いてきました。
彼らがカシオペアが好きという話を聞いて、聴き始め、今回初のライブ参戦です。
フュージョンおたくのわたし、彼らのサウンドはかなり好き。だた、ジャンルはフュージョンの要素あるけど、歌ものだし。リズムは16ビートとか8ビート、分類したらロックですか。
なんで彼らがブルーノートというジャズクラブでライブなのか、うまく説明できないなと思いながら聴いていたら、ボーカルのジョナがピアノトリオ的なアドリブもすっごくうまくて他の楽器ともやりとり面白いのです。
しかしコンパクトに切り上げるので、わかりやすい。
ハーモニーはジャズっぽいところがたくさんありました。だからブルーノートなのかな。インコグニートとかアースウインドオブファイア、タワーオブパワーもジャズじゃないけど違和感なくブルーノートに出てるみたいな感じで。
ベースのヘンリックは6弦、カシオペアの桜井哲夫さんとか鳴瀬さんを思い起こすシャープでテクニカルなフュージョン系、パキパキ・サウンド。大好きだなぁ。
形としては歌物なんだけど、インスト的にも楽しめます。
ヴォーカルの高音域はエレキギターやサックスのような量感に、アルペジオでピアノのようなフレーズを鮮やかに歌ってキメてきます。スティービーワンダーの再来という形容も、大げさではない。なるほど。
ジョナがショルダーキーボードで弾いていたときの音色がメセニーのギターシンセっぽく聞こえて盛り上がっちゃいました。
この3人なら超絶テクニカルなフュージョン系インストトリオを作ってもおかしくないのに、歌ものにした、というのが、斬新だし広がった理由なのかな。
ダーティーループスって何なのか、さらに考えてみたいと思います。