山本美芽のフュージョン・ダイアリー

音楽ライター山本美芽によるジャズとフュージョンについての取材日記です。

ディメンションSTB139@2011年11月26日


報告遅くなりましたが、ディメンションのツアー最終日、STB139に聴きに行ってきました。

10月31日のライブにも行きましたので、曲目構成などは、かなりそのときと同じような感じでした。

でもやっぱり、全国をまわって帰ってくると、演奏が変わっていますね。

ギターとサックスのユニゾンのピッチの合い具合、素晴らしかった!!

特に増崎さんのソロが、あちこちで凄かった。テンションがあがっていくうちに1秒が長く感じるような不思議な密度になっていきました。

あっ先月とは変わった!! と思ったのが、バラードの「STORY」。

中盤でサビに切り替わるまで、ずっと打ち込みオケに合わせて勝田さんがひとりでサックスを吹いていた…ような気がします、確か10/31には。

でも、なんだか、やりにくそうだなと思ったんですね。ドラムが入ったら急に「あーよかった」って感じで、すごく音楽が流れ始めたのが印象的でした。

ところが今回は、サビになる前も打ち込みオケに合わせて、マレットでの「しゅわわーん」とシンバルをクレッシェンド、ディミヌエンドとか、ギターのアルペジオが淡く淡く微かに鳴っていたりとかしていて、そのせいか、打ち込みサウンドとサックスがとても溶け合っていたように感じました。

といいつつも、前回の「STORY」のとき、本当に勝田さん以外、サビになるまで何もやっていなかったのか? といわれると、だんだん自信がなくなってしまいますが。でも、「あ、変わった!」という気がしたんですよね。こういうふうにツアーを重ねて微調整して、サウンドがより洗練されていく様子を自分の耳で聴くことができると、本当に面白いです。

STBは超満員。小野塚さんのシンセも、則竹さんのドラムも、メロディアス、複雑、勢い、迫力、繊細さ…みたいなものをすべて備えていて、聴きごたえあったなぁ。

スクェアやカシオペアを聴いてきたファンのなかでも、ディープな人たちが今最後にディメンションに大集合してるような感じがしていますが(私も含め)、ネットで検索すると、勝田さんの追っかけという若い女子のみなさんもちゃんといらっしゃる。こういうところも、現在進行形で、熱くていいですね!!! 




メンバー:増崎孝司(g)、小野塚晃(pf/key)、勝田一樹(sax)
サポートメンバー:則竹裕之(ds)、種子田健(b)