山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

ウェインクランツ 丸の内コットンクラブ

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一度生で聴いてみたかったギタリスト、ウェインクランツ。

来日したのでコットンクラブに行ってきました。 

じゃん、と音を出した瞬間から異次元に連れていかれた感じ。

テーマとアドリブの境目があいまいで、ギターはひとりで二人分のラインを弾くことが多く、ドラムは8ビートと16ビートでパワフルかつテクニカル。把握しきれませんが、変拍子や4拍子の中で複雑なアクセント移動多数。その複雑さに一分の迷いもない屈強なリズムセクション。音数はすごく整理されていて把握しやすい。スイングやラテン色はゼロ。インストロック?といったほうがいいのかもしれない、ジャンルレスなスタイル。

ベーシストがまた強力で、冥想しているかのようなパワーが発信されていました。ドラマーも複雑なリズムなのですが手数はほどほど、1音1音が素晴らしく充実した音圧でまったく隙のない心地よいグルーブを刻んでくれました。

 

 

いつもはお一人さまですが、今日はお友達のピアノの先生も一緒です。

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