山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

時間を刻むのは、アート

昨日のライブは、なぜか癒されました。

好きな曲をシンプルなアレンジで、超一流ミュージシャンたちがのびのびと自然に演奏していて。

 

仕事でテンション上がり過ぎてよく眠れない日々で頭痛に悩まされていたのですが、昨日2時間ライブに集中したら緊張ほぐれたのか頭痛が直り、久しぶりによく眠れました。

昨日は音色やメロディも素敵でしたが、なんといってもグルーブが素晴らしかった。

 

時間を刻むのは、アート。

極上のグルーブがあれば、ほかはシンプルでもいい。

グルーブの力は偉大なんです。

 

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納、青柳、則竹トリオ 桜新町ネイバー

田園都市線の桜新町。
カシオペアの事務所があって、昔来たなかあ。

則竹さんが出る。というだけで
よく知らないけど予約して

ライブハウスのつもりで来たらえらい小洒落たレストランでした。

 

客席20くらい。至近距離。

ドラムは、タム1.フロアタム1.バスドラム、スネア、ハイハット、ライドシンバル2? 

ピアノはアップライト。たぶんカワイ?

 

このシチュエーションで、

ビートルズのノルウェーの森

チックコリアのバドパウエル

ジャコのスリービューズオブシークレット

スティーブスワローのレディースインメルセデス

メセニーのソングフォービルバオ

青柳さんのEQオリジナル

古いスタンダード When I fall in love

 

好みの曲すぎて‼︎  うっとりでした。

 

青柳さんが、なんてことないメロディーをシンプルに弾いて、則竹さんが、地味に刻む。納さんはいろいろ。

 

この構図が余りにも音楽的に充実していて、

心が満たされました。

 

タイム感が、やはり超人レベルなのでしょう。

 

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レストランでアップライトながら、音も、なかなか良かったです。やっぱり至近距離ライブは最高。

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向谷実さんバンド 海老名ファミリー鉄道展

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カシオペア時代、鳴瀬さん以降の時代の曲「コロナ」「プロムナード」

さらにはカシオペア初期の曲など。

あとは東西線の曲。

 

流れるようなメロディ、カラフルなコードワーク、キレの良いリズム、白熱したソロ。

 

素晴らしい演奏クオリティで、無料なのが申し訳ないくらいでした。

 

こんなに楽しくてみんなを笑顔にしてくれて、これ以上求めたらいけないとも思うけれど、

 

向谷さんの才能は素晴らしい。

 

独自のサウンドをもっともっと深めたら、楽しくて、さらに、もっとものすごいものもできるんじゃないかと思ってしまう。

 

鉄道イベントの演奏としては最高以上のクオリティだけど、音楽家としての向谷さんのポテンシャルを知っているから、

 

つい、欲が出てしまいました。

 

楽器はモンタージュの8と.9を使っていました。小野塚さんと同じかな?

 

夫「カシオペアの頃より、キーボードの数、少なくない?」

私「それは80年代スタイル! いまは2台で充分なの!」

 

ゲストに佐藤奏ちゃん、中2がドラムで出演していました。平川さんとツインドラムなのでどういう感じなのかはっきりわからなかったけど、頼もしくはありました。

 

横浜ジャズプロムナード

日比谷の鉄道フェスティバルに行ってから、横浜ジャズプロムナードへ。初めての参加です。

 

ランドマークプラザでは、インタビューしたMAYAさんのステージがちょうど聴けて感激! 恋心 、2番の日本語が良かったな〜。

 

アマチュアの方々の街角の演奏もかなりレベル高くて、横浜のジャズの層の厚さを感じました、f:id:mimeyama:20161009202532j:imagef:id:mimeyama:20161009202536j:imagef:id:mimeyama:20161009202546j:image

TRIX. evolutionツアー千秋楽 渋谷マウントレーニアホール

 

 昨夜は渋谷マウントレーニアホールでTRIXのライブ取材。

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フュージョンの伝統を背負うドラム熊谷さん、ベース須藤さんの鉄壁リズムセクションに、若手ギタリスト菰口さんのロックな熱さ、キーボードAYAKIさんのジャジーで霊感に溢れたハーモニーが、がっぷり四つに組む、ぐいぐい引き込まれるライブでした。

 

ジャズジャパン次号にレポート書きます。

 

ライブではシューティングしてまして、2月にはDVDが出るそうです。

 

EVOLUTION

EVOLUTION

 

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熊谷さんのドラムソロ解説動画があるんですが、

タカタン トト タカトトというリズムなんですかね。も~わからん(涙)ドラマーじゃなくたってゆっくりにしたリズム打ちできないものかしら。<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/XM3eA43bMwM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

 

小曽根、ゴンサロ、都響のバルトーク

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まずは都響のルーマニア民族舞曲。柔らかい音色が民族色を引き立て、素敵です。

 

ピアノを指揮台前に移動して、オケのメンバー、ゴンサロ、小曽根のふたり、パーカッションのソリストふたり、安藤さん、小林さんが登場。

ピアニストよりパーカッションの方が目立ってて面白かったですね。

バルトークの世界を表現することに集中していたのか、私が2階席だったからか、あまり小曽根さんゴンサロさんらしさのアピールは感じませんでした。しかしピアノは、パーカッションやオーケストラとも息がぴったり。完成度は高かったと感じました。

八王子の老若男女という客層には、ややマニアックな選曲だったかも。東京文化会館ならまた違うかもしれないですが。

逆に言えば、難解でマニアックとみられがちで、クラシック専業のピアニストでもなかなか弾けないバルトークのこの曲に、大ホールいっぱいのお客様を集めた小曽根ゴンサロ都響は、凄いです。

 

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後半は2台ピアノの即興。

フリーインプロビゼーションだったのか曲名があったのかわかりませんが、途中、キャラバンや、コルトレーンのジャイアントステップスなど、チラっと聞き取れました。

 

小曽根、ゴンサロ、それぞれ1曲ソロも。

特に小曽根さんソロが、爆発力からピアニッシモ、オリジナリティのあるハーモニー、すごく良かったです。バルトークを練習したからかどうかわかりませんが、オケのソリスト経験がすごく生きている気がします。

 

ゴンサロさんは、知的で、スケールやトリルが超人的に美しく、ペダルを使わないでレースのように繊細、緻密な演奏でした。もっとテクニックを押し出したグイグイした演奏を予想していたので、よい意味で裏切られました。

 

バルトーク:2台のピアノと打楽

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バルトーク:2台のピアノと打楽器のための協奏曲、他

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ディメンション勝田さんに「29」インタビュー

もうすぐ発売、ディメンションの新作「29」について、勝田一樹さんにインタビューしてきました。

半年近く? かなり時間をかけて作り上げた作品。聴きごたえありました。今回も会心の出来上がりです。

ジャズジャパン次号をご覧くださいね。

 

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