山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

レ・フレール 20周年の横須賀ヤンガーザンイエスタデイ

レ・フレールの結成20周年コンサートに横須賀のライブハウス「ヤンガーザンイエスタデイ」へ


若干のネタバレを含みます
配信をご覧になる方はご注意下さい

 

f:id:mimeyama:20220907095814j:image
f:id:mimeyama:20220907095806j:image
f:id:mimeyama:20220907095810j:image
f:id:mimeyama:20220907095819j:image
f:id:mimeyama:20220907095823j:image
f:id:mimeyama:20220907095828j:image

 

前半は1曲のみ連弾であとは交代でソロ。FLOWや猫のステップは、兄、守也さんが逗子のサンマルクでピアノ弾きしていたときに作った曲、、、!


横浜でセミナーしたとき、守也さんがデビューして忙しくなり逗子のサンマルクの仕事ができなくなったあとにピアノを弾いてました、っていうピアノの先生に会ったことがあります。


圭土さんのソロも聞きごたえあり重厚でした!!


後半は「タイムレス」から全曲。内部奏法の新しい技がピアノのまた新たな世界を開拓していて凄かった、、!!!

 


どんどん引き込まれていく感じ。
最高でした。


優しくて力強いメロディを圭土さんが弾き、
守也さんが時間を刻んでいた音、
お二人の演奏は、音も、その姿も、ひたむきさに溢れていて、目に焼き付いています。


ライブ終わって翌日、朝起きたら頭の中で曲ががんがん鳴っていました。

 

録画配信でしっかり復習します。

 

 

 

 

たちフェスへ

立飛グループが無料で立川ステージガーデンで
主催してくださった「たちフェス」

 

f:id:mimeyama:20220827141337j:image
f:id:mimeyama:20220827141333j:image
f:id:mimeyama:20220827141343j:image

中村あゆみさんがスタンダードジャズ、
ビブラフォンの宅間善之さんとTRI4TH horns
レ・フレール、cobaさん、吉田兄弟の弟の健一さん
鼓動出身の和太鼓奏者、坂本雅幸さん
しかもリレー形式でコラボ、アドリブのかけあいなどもあるという、美味しすぎるフェス。


生音ではなくPAは通していますが、
アコースティックな手触りとビート感が共存する
民族的な香りのある音色あり
私が大好きなサウンドばかり。


最前列で双眼鏡片手にガン見してきました。


cobaさんのアコーディオン、流れるような歌い方や細かいフレーズ、3.3.2のバッキングの格好良さ、蛇腹を振動させて細かく刻む技、、、ため息ものでした。


アンコールで全員で演奏した「スペイン」良かった、、、!その場のインスピレーションが冴え渡る守也さんとあっけにとられるほど爆発的に弾きまくってた圭土さんでソロが全然違う。


レ・フレールは今日がアルバム発売日で、新曲「Victory」演奏してくれました。細かい音型を高速で正確に延々と弾き続けてて、吸い込まれそう。

 

 

ジャズジャパン最新号にて、鳥山雄司・太田剣のおふたりにインタビュー

ジャズジャパン最新号で、和泉宏隆さんを追悼した
「Unforgotten Saga」のインタビューを
執筆致しました。

プロデューサーのギタリスト鳥山雄司さんと
アルバムに参加されたサックス奏者、太田剣さんが
和泉さんの思い出話、
アルバムに集ったミュージシャンの皆様とのエピソードをたっぷりと語ってくださいました。

和泉さんと仲間たちのコラボは、まだまだ続くはず。アルバムとあわせてインタビューもご覧ください。

 

f:id:mimeyama:20220822203446j:image

角野隼斗さんインタビュー

角野隼斗さんのインタビューを執筆いたしました。


クラシックが好きだけどビートがある音楽が好き。
個人的にかなり共感することが多く
自然体で盛り上がる楽しいインタビューでした。

f:id:mimeyama:20220809192941j:image
字数がたくさんあるので、
私としても本領発揮できた感があります。
ぜひご覧ください。


青山のスタインウェイジャパンでの取材でした。


https://lp.p.pia.jp/article/news/240519/index.html

 

浜離宮朝日ホール レ・フレール

6月10日、浜離宮ホールにレ・フレールを聴きにいってきました。

f:id:mimeyama:20220703233303j:image
f:id:mimeyama:20220703233252j:image
f:id:mimeyama:20220703233256j:image
f:id:mimeyama:20220703233300j:image

 

プレミアムシートで申し込んでおいたので4列目で聴きました。

 

Model275のベーゼンドルファー。これはインペリアルの290よりは少しだけ小さいけれど

相模湖のホールにもあった楽器。

 

浜離宮で聴くレ・フレールの音、これまでにない何かを感じました。

 

大きなサイズでいい状態のベーゼン。そしてほどよいサイズのホールだから、もう、音が充満する。ピアノが鳴って鳴って音に包み込まれるような感覚。床から伝わって壁も一緒に楽器として鳴っている。たぶんその音をご兄弟は、聴いて、その音にインスパイアされて、どんどん調子が出てくる・・・

 

メゾピアノからピアノの透明感。

 

メゾフォルテからフォルテの間に10段階あるようなニュアンスに富んだ歌いかた。

 

 

引き込まれてしまった。

 

 

守也さんがソロで、 In the Rain,SHINRA を弾いてくださったのがうれしかった。

 

SHINRAはいま私、コンクールに出るために半年間弾き続けているから暗譜していて、全部の場所のダイナミクスも覚えていますが、冒頭のグリッサンドのあとは、ピアノなんです。でも、けっこうしっかり弾いてたなぁ。デュオからソロに変わっているからしっかり感が頼もしい感じ。安定したテンポ感で繰り返されるオスティナート。音にすっぽり意識を預けてリズムのゆりかごに揺られているような。

 

ずっと聴いていたかった。

 

パルテノン多摩 レ・フレール

パルテノン多摩でキッズ&ファミリーコンサート
レ・フレールと黒色すみれの演奏を聞いてきました

お子様がたくさんいるコンサートは久しぶり。つまらないと子供はがまんしないから、厳しいお客様。
そういう意味ではほんとに勝負に出てる演奏で、スカッとしました。
手がよく見える席だったので、歌うとき、高速アルペジオやスケール、和音などのときのタッチを探るべくガン見。手拍子もあまりしなかった(爆)
やはり生音を間近で聞くのは悩みのヒントになります。

f:id:mimeyama:20220703233715j:image
f:id:mimeyama:20220703233718j:image
f:id:mimeyama:20220703233709j:image
f:id:mimeyama:20220703233721j:image
f:id:mimeyama:20220703233711j:image