今年も行ってきました。35曲ぐらい?
1時スタート.45分ステージを4回、終わったら5時過ぎ、
ピアノソロで、
去年4時半終演でも驚いたのに、、なんというスタミナ。
脱力奏法あってのことなのかもしれませんが。
ステージで完全燃焼して聴かせてくれる音、理屈抜きに感動します。
On y va! は華やかなカデンツァ風アルペジオから入り、最後のサビ、前テンポ落としてからアッチェレランドバージョン。
彼こそは海賊は、ソロバージョン ミュートあり。
お馴染みのナンバーにもこんな細かい仕掛けがしてあって、楽しい。
今回はロックなアレンジが印象的。
「風」が「いとまき」パターンや「静かな湖畔」のパターン? のロックバージョン。
「FLOW 」がずいぶんフォルテで始まったと思ったら左手がロックな伴奏に。途中でバラードからアップテンポに切り替わる部分はアルバムと同じ繊細キラキラなアレンジ。そこから左手がアルペジオではなくリズムパターンの繰り返しになってどんどんビートが強力に出てきました。
個人的な話ですが、私、FLOW を1年ががりで練習、暗譜して年末にステージで弾きました。その翌々日に作曲家ご本人の新しいバージョンを聴いたため、かなりぶち壊した感覚で、聴いた瞬間はちょっとショックを受けましたが、聴いているうちに曲の骨組みや核心に触れた感覚も。なかなかできない経験です。後日、じわじわと、面白かったという余韻が強まりました。真似してロックバージョン、やってみたいです。ひとつのメロディ、楽曲には、いろいろな可能性が秘められているんですね。
新曲「カムバック」。10代のころルクセンブルクで演奏した曲だそうです。ロックな曲に時々入っているクラシカルな16分音符、みたいな16分音符がカッコ良かった! 弾いてみたいです。
いま私のマイブームが和声感とリズムなので、その観点からも、ついつい聴いていましたが、やはり、素晴らしい。
引き続き、聴いていきたいと思います。