山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

斎藤守也 真夏の夜会 モーションブルー横浜

レフレール兄の斎藤守也さん、なかなかないライブハウスでのソロ公演。

ものすごい練習して曲を作って準備されたんだろうなと想像していましたが、想像以上のクオリティで

圧倒されました。

セットリスト、メモったので、書いて大丈夫かな。

 

ALONE (モノローグ)

アルバムとはやや違う、左手派手めバージョン。

サマーナイト(ピアノインフィニティ)

水〜FLOW(モノローグ)

悪夢〜OROSHI(モノローグ)

 

ムッシュグレコ(キャトル) 

連弾曲のソロバージョン。両手トレモロの箇所はオクターブのトレモロでやってました。エキゾチックなギリシャの雰囲気たっぷり。

PHOTO ALBUM (モノローグ)

改めて、、、スケール大きいんだなぁ。

 

2nd set

 

ますます調子が出て素晴らしい演奏が続きます。

 

海へ行こう (ピアノインフィニティ)

メロディの歌い方、沁みました。

いつかの空(新曲)

じわじわと世界が広がって、いろんな感情が渦巻く。

LITTLE LIFE(モノローグ)

完璧に美しい。

カッコいいメドレー

〜ほたるこい(インスタバージョンからCHASEのパターンに) ぶんぶんぶん〜かえるの合唱〜ちょうちょう〜メリーさんの羊〜めだかの学校

マイナーアレンジでしたが最後はメジャーで終わってました。マイナーのアップテンポばかり、圧倒的カッコよさ。

 

やぼてんブルース(新曲)

ゆるく、2小節に1回、うん、パン、パン、うん

と手拍子する、けだるくリラックスした感じの曲。

 

GYRO  (モノローグ)

CHASE(モノローグ)

この流れはアルバムと同じ。GYRO 、緊張感がじわじわ高まっていく感じが秀逸。CHASE はアドリブが聞いていてどこまでいっちゃうのかと思いました。モノローグの曲は譜面が出ているのでだいたい音符は頭に入ってますが、それをなぞるのではない生き物のような演奏ばかり。完成度が高いとかそういう次元を超えていました。

 

Eagle〜風(アップテンポな、カッコいいバージョン)〜宝探し〜大風車輪

 

この辺からレフレールの難曲をソロで、めちゃくちゃパワフルな演奏。大風車輪以降は聴いてる私もクラッシュシンバルで一緒に4つ打ちしたい感じで手拍子。

DD Rock

大空

On y va!

Boogie Back to Yokosuka

もはや限界なくらい全力で弾き続けてこの曲!?

ソロでも音圧すごい。バッチリ決まっていました。さすが!

 

終演、10時を回っていましたが、たぶんあと30分ぐらい弾いていそう。完全燃焼した感じの熱いライブ。

アルコール飲みながらしみじみする時間もありましたが、ガンガン盛り上がった感が強かったかな。

 

この湿気の多い時期に、ヤマハのフルコンが惚れ惚れするほど豊かに鳴ってました。

 

私もうちのピアノ、もっともっと自由に、たっぷりと、

鳴らしてあげたくなりました。f:id:mimeyama:20180816235609j:image

レフレールのときよりも、とにかく自由に即興的なインスピレーションが爆発していた気がします。