山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

レ・フレール 連弾ライブ 船橋文化ホール

橋本から本八幡、京成線に乗り換えて船橋へ。2時間。
セミナーでお世話になっている伊藤楽器さんのそばのホールでレ・フレールのコンサート聴いてきました。

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息子と二人。

「あのピアノ何⁇ 見えないよ」
「調律の音で当てようよ。スタインウェイじゃない?」
「それっぽいね」

終演後に確認したらスタインウェイでした。
渋くて味のあるいい音。

「マスカラードのリズムが良かったなー」息子。すごいスリル満点だったものね。
「ブギウギ即興演奏がジャズだったなー」
そうそう!!そうなの。
「圭土さん守也さんどっちもいい曲書いてるんだね」
そうなのよ。

私は、金曜日にベーゼンで聴いた守也さんの新曲「いつかの空」が良かった。スタインウェイだとまた違う色合いで素敵でした。
Cross第2番も、メロディがしみじみ歌っていて良かった。
キラキラした音の粒子を浴びるような時間でした。

連弾で完成度を上げるのは
まだまだやり方がよくわからないけど
これから真面目にやってみたいな。
レフレールの曲はもちろん、いろいろな曲で。

 

 

レ・フレール 斎藤守也の 左手のための伴奏形エチュード: 童謡アレンジで楽しく学ぶ

レ・フレール 斎藤守也の 左手のための伴奏形エチュード: 童謡アレンジで楽しく学ぶ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2019/09/26
  • メディア: 楽譜
 
ピアノソロ 斎藤守也(from レ・フレール)『MONOLOGUE』

ピアノソロ 斎藤守也(from レ・フレール)『MONOLOGUE』

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: 楽譜
 
ピアノソロ 斎藤圭土(from レ・フレール)ブギ・ウギ・ピアノ「THE BOOGIE WOOGIE PIANO SCORE」

ピアノソロ 斎藤圭土(from レ・フレール)ブギ・ウギ・ピアノ「THE BOOGIE WOOGIE PIANO SCORE」

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: 楽譜
 
ディズニー・オン・キャトルマン

ディズニー・オン・キャトルマン

  • 発売日: 2019/09/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

斎藤守也ソロ・ピアノ・ライブ バレンタインコンサート

楽しみにしていた斎藤守也さんのソロライブへ。

「新曲も披露」とチラシにありましたが
新曲も、どころか、

新曲ばかり!!

しかも新境地な曲が次々に。

どれだけ作曲の才能があるのか、
リアルタイムで追いかけているから
恐ろしくなるほどでした。

作曲家って本当に曲を作っちゃうんだな、、

当たり前だけど。

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言葉にしてみると

キラキラした美しく、光がうつろう曲、

クラシカルで力強い曲、

暗さを秘め、胸に迫ってくる曲

左手で同じパターンを繰り返す、グルーヴのある曲

広がりのある爽やかな曲

 

という感じですが、

言葉にしてしまうのが惜しいくらい

それぞれ曲の世界観がありました。

 

守也さん、ベーゼンのインペリアルでの演奏、本当に素晴らしかった。

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音やフレーズが沁み込むように響いてきました。

 

個人的にはCHASEを最近ライブで聴いてないのでそのうち聴きたいです。が、昨日は流れ的に、違う感じだから入ってないのもわかります。またそのうち聴ける日を待ちます。

 

今年はソロアルバムをレコーディングされるそうで、楽しみです。

細川千尋 紀尾井ホール

ジャズジャパンの取材で
細川千尋さんのコンサートへ
紀尾井ホール。
細川さんはもちろん素晴らしく、
西江辰郎さんのヴァイオリンに
ノックアウトされました。
心の隙間に染み入るような音でした。f:id:mimeyama:20200131233734j:imagef:id:mimeyama:20200131233737j:imagef:id:mimeyama:20200131233742j:image

バルトークプレイズバルトーク

 

Bartok Plays Bartok

Bartok Plays Bartok

  • 発売日: 2010/01/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 


iTunes の聴き放題にバルトークが自作自演してるのがあります。

上手い、、
コントロールきいてて

本当にピアニストだったんだな。

ただうまいだけじゃない、
テンポキープしながら結構揺れてる歌い方。

かっちりしつつ味がある。

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チョッパーズレボリューション 名古屋ブルーノート

カシオペアのベーシスト鳴瀬さんと
若手の超実力派ドラマー川口千里ちゃんを聴きに
名古屋ブルーノートへ。
千里ちゃんのドラムにいきなりノックアウトされ
ました。なんという気持ちのいいリズムなの!!

そしてベースIKUOさん!!何、あのグルーブは⁉︎
凄すぎて訳わからないけどもっと聴きたい!!

とかキョロキョロしてたら最後に鳴瀬さんの
エキセントリックゲームス
カシオペアでおなじみのナンバー。
ものすごい説得力で
すいませんでした!!!出直してきます!と
平伏したくなる感じ。

いい音を大量に補給できて良かった!

最近楽器を問わず、
人によるグルーブの個性みたいなものが
前よりわかってきた気がして
カッコいい!!と追いかけてきたのは
そこだったのかな、、
とか思います。f:id:mimeyama:20200124201639j:image
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神保彰さん、アルバムオブザイヤー フュージョン部門受賞

神保彰さんがジャズジャパンのアルバムオブザイヤー、
フュージョン部門を受賞。
誌面にて、おそれおおくも解説を担当いたしました。
神保さんの存在は大きいです。光り輝く太陽のよう。

 

ブルーノートオールスターオーケストラとボブジェームス、カークウェイラム

ブルーノート東京で
カーク・ウェイラムとボブ・ジェームス
ブルーノートオールスターオーケストラを
聴いてきました。

ボブさんはフォープレイのライブでずっと聴いてて昔一度インタビューしました。
カークさんはアメリカにいた頃、サクラメントで聴きました。めちゃ上手くて、雰囲気があってしかもエンターテイナーだった。
エリック・ミヤシロさん率いるブルーノートオールスターオーケストラ
大げさでなく日本のオールスター。
大好きなミュージシャンがズラ〜っと並んでる。
濃い、濃 すぎる、
こんなことってあっていいのかというくらい
好きなミュージシャンが集結してる。

だから今日はソリスト集団なんだけど
脇役にまわるのもみなさん本当に上手い!!
短いフレーズでグッと気持ちをつかんで
それをどんどんリレーで受け渡し
脇役に回ったときの支え方の見事さ。
完璧というより、、
1秒もスキのない完全燃焼?

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オーケストラがエリックさんの指揮でひゅっと
音量を落とす瞬間が本当にエキサイティング。
あんなに小さくできるなんて、、
ダイナミクスにリズムに、まとまりがすごくて
ひとつの生き物みたい。

ボブさんのリラックスして小気味良くて余韻のあるピアノ
ああ、すごい脱力できてるっぽい。
シンプルすぎるモチーフを繰り返すだけで
異様に気持ち良くなってくる、あれはいったい何なんだろう。

カークさんのサックス
すごいファンキーで歌心があって、華があって、、
遊び心がにじみ出てる
ため息。 

本田雅人さんがリードアルトで
やっぱりずっと聴いてきた音だし
存在感すごくて。

その間、すべて則竹裕之さんがドラム叩いていて
長年聴いてきたグルーヴだから
すべてのサウンドがスーッと馴染んできて
ものすごい安心感。
なんだか不思議でたまらない。

ふっと、六本木ピットインでBBステーションを
初めて聴いたときの感覚がよみがえってきた。
20年ぐらい前。その日も本田さん則竹さんだった。
ビッグバンドを初めてちゃんと聴いて
すごい、カッコいい、面白いと思ったあの日の感覚。
あの日の未来が今日っていうのは悪くない。

 

 

本編最後で全員ソロ回しなさっていましたが
聞き応えありました。
サックスの寺地美穂ちゃんやトランペットの山崎千裕ちゃんといった女子プレイヤーのフレーズが男性プレイヤーの中でもしっかり光っていて「よし!」と思ったり。

聴くこと
一緒に演奏すること
曲を、ステージを作り上げること
音楽をみんなで共有すること
そのすべてを教えてもらったような気がしたり。

 

B.B. Station Live

アーティスト:本田雅人
出版社/メーカー: ヴィレッジ・レコード
発売日: 2000/10/12
メディア: CD
 
 

 

 

初日のファーストから
全セット聴けば良かった。泣

でも、この日も本当に無理矢理行ったんです。

聴けて、良かった。

 

【追記】初日ファーストショーのフル動画上がってます。

https://youtu.be/1HrOkbeSihI