山本美芽の音楽ライター日誌

アーティストの取材執筆記録です。

ブルーノート東京 本田雅人2022年4月10日

昨夜はブルーノート東京で本田雅人バンドの演奏を聞いてきました。
キレキレのフュージョン。
ポップな躍動感、ウキウキしてくるエキサイティングな曲たち。スクェア時代の和泉さんの名曲もいろいろやってくださり、本田バンドならではの味わいで、涙が出ました。
また則竹さんがあちこちで決めるフィルインがすごくて、今この瞬間に完全燃焼して爆発してるんだけど凄まじく正確で全く隙もなくスパッと入る。ズギューンときます。特に「メガリス」の高速6連符がもう、、、!!!
バンド全体の演奏が結局全てにおいて、そのような完全燃焼したものすごい集中力で迫ってきて、結局そこだな…、と思いながら、またエネルギーを与えられた感覚になって帰ってきました。
インプロビゼーションも入りつつ、バンドで疾走していくその凄まじさみたいなものが好き。だからフュージョンが好きなんだなぁと、ぼんやり考えながら余韻に浸っておりました。
松本圭司さんのピアノ、彼らしい切れ味と陰影があって素敵でした。ベースの川崎さんはディメンションでいつもお聞きしていましたが、本田バンドでは初めてかも。さすがの演奏で惚れ惚れでした。
そして本田さんは年齢を重ね、どんどん凄くなっている、、、ずっと聴いていたい、心地よい音でした。f:id:mimeyama:20220411093754j:image
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